2007年05月15日11時06分掲載
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タイのコンビニにおでん登場 「うまい!」と評判
【バンコク15日=丈治利夫】なんとタイのコンビニにも日本のスタイルの「おでん」が登場。残念ながら日本人に馴染みの深い大根や玉子、牛筋などはなく、さつま揚げや鳴門巻きなどの練り物が中心。バンコク市内やバンコク国際空港にある日系のコンビニエンス・ストアー、ファミリーマートで買い求めることができる。
タイのファミリーマートでは昨年の秋頃からバンコク市内の一部の店舗で「おでん」の試験販売を実施。売れ行きがあまりにも好調だったため、取り扱い店舗を今年の4月から大幅に増やしたという。価格はどの串を選んでも1本12バーツ(約44円)均一。
備え付けのおでん専用のカップ(カップヌードルのような形をした容器)に食べたいおでん種を入れ、レジに持っていくと店員が仕上げにおでんの汁をたっぷりと注いで清算してくれる。なお店舗によっては日本風のおでん出汁のほかに、タイ人向けのトムヤム風味のだしを用意している。
また日本にはない「かにかまぼこ」や「えびちぎり」などといったタイならではのおでん種もあり挑戦してみるのも面白い。味の方は日本人が食べても全く違和感を覚えないほどの良い出来。ただ練り辛子がないのが残念だ。
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