2007年05月21日03時03分掲載  無料記事
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エコロジー諸政党が「民主運動」に接近

 フランソワ・バイル党首が率いる新党「民主運動」にエコロジストが協力を申し入れている。一つは「フランス緑の党」創始者の1人で1994年に同党を離党して新党「独立エコロジー運動」を創立したアントワーヌ・ヴェシュテル党首からの申し出だ。もう一つは「緑の党」からだ。(及川健二) 
 
 ヴェシュテル党首は先の大統領選挙でバイル支持を表明した。同党は250の選挙区で候補者を擁立する予定だが、民主運動との共闘が成立する場合は候補者の調整を行うという。 
 
 「緑の党」元党首のジャンリュック・ベナミア欧州議会議員も民主運動への参加を宣言した。「新党はいままでと異なる新しい政治を行う」と同氏は期待を寄せる。 
 
 環境政党「CAP21」は民主運動に合流するを党大会で決定した。民主運動は今後も党派の垣根を超えて、様々な人々が合流していきそうだ。 


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