2007年06月14日11時57分掲載
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「新たなイラク反戦運動を展開する」 米国の「反戦の母」C・シーハンさんが市民に参加呼びかけ
「イラク反戦の母」として米国の反戦運動の先頭に立ってきた、シンディー・シーハンさんがこのほど、活動の終了を宣言した。政党の利益に利用されることに嫌気がさしたというのが理由だ。その発言をめぐりネット上で誹謗・中傷にさらされる彼女は、同国のラジオ放送ジェネシスのインタビュー番組に登場し、自分の真意を明らかにした。イラク戦線で息子を失った母親の立場から、リベラル派と保守派の双方をきびしく批判、「この世には、米国の大企業と軍の帝国主義のために人生をメチャクチャにされたり、土地や家族を奪われている人がたくさんいます。私は彼らのためにこれまでとは別の方向から闘う」と述べた。また、同じことを望んでいる人びとに対して、パソコンの前に座っているだけでなく、何らかの犠牲を払ってでも新たな活動に参加してほしい、と訴えた。(TUP速報)
原題:シンディー・シーハン
「ツイン・タワーの崩壊は制御爆破のように見える」
反戦運動の象徴、9・11の新たな調査要求を支持
アレックス・ジョーンズ インタビュー
2007年5月30日(紹介記事の日付は31日)
アレックス・ジョーンズ(以下AJ):さて、次の話題です。アメリカの人々も世界の人々も戦争はご免です。エリートたちはそれを充分知っている。でも戦争は、他国に対してというより世界中の人々を相手に闘われています。イラクへの攻撃は彼らが利益を得るためであり、警察国家の推進であり、一般市民をコントロールするためであり、大量な石油の獲得、何十億ドルもの入札なしの兵器売買や受注契約に他ならないのです。
チャールズ・ジェフ・スティーヴや他の何人もが(電話でアレックスと話すのを)待っていますが、もうあと10分ほど待っていてください。ここでシンディー・シーハンと話をしようと思います。ドラッジ・レポート(注1)の見出しにも使われた“注目を浴びたいだけの売女”の“いい厄介払いだ”などという表現がここの処ネットで飛び交っているからです。
彼女の息子さんは亡くなりました。民主党がシンディーを抱え込んでというか、取り込もうとする前に彼女をインタビューしたことがあります。シンディーが最初にこのラジオ番組、ジェネシス(注2)の番組で「この戦争が如何に不正か」を訴えたのを覚えています。それで奴らは彼女のやっていること、息子の思い出や彼女が成し遂げてきたことを破壊しようとしました。
それはまるで9・11の真実を取り上げたロージー・オドネル(注3)が「番組から降板させられた」というエセ報道と同じで、ロージーに言わせれば「真実をぶち壊そうとする彼らの検閲がひどすぎるので、自分から降りたのだ」と。ロージーは自分の信念のために勇敢に立ち上がったが、それをペンタゴンやペンタゴンに雇われたフォックス・ニュースが奪おうとしたと、それはまた今日の別の話題なんですが。
ではここでシンディーに登場してもらいましょう。彼女は、私の目の前にある記事に書かれたようにあきらめた訳ではないと、でも民主党と協同している“平和運動と称されているもの”から抜けるのだと言っています。反戦運動が政治権力とセットになっている限りはOKだと。でも今ヒラリー(クリントン)に(大統領)職をやらなくちゃとか、主戦論者たちがイランを攻撃したがっていて、そのあたりの連中がシンディーの悪口を言い始めた。1年前はみんなから愛されていたのに、今では「シンディーはとんでもない奴だ」と。これは2大政党が両方とも(陰の権力者たちに)操られている証拠なんですが、シンディー、出演してくれてどうもありがとう。
シンディー・シーハン(以下CS):ありがとう、アレックス。またお話できて嬉しいです。
AJ:ここ2,3年公けに活動してきて、この戦争が国際的な犯罪であり侵略戦争であると訴える最前線でその目玉としてやってきて、それがどんなだったのか、また2、3日前にどうしてあんな発言をするに至ったのかを聞かせてください。
CS:ケイシー(イラクで戦死したシンディーの長男)が亡くなってから、ケイシーが死ぬ前にやるべきだったことなんですが、私はこの国のこと、この国がどんなことをしているかを調べ始めました。専攻が歴史だったので、漠然とした認識はありました。でも誰も、大学ですら歴史をちゃんと教えてはいないんです。私たちは、いいとこ取りの「如何にアメリカは素晴らしい国か」という話しか教わっていないんですよ。それで私は調べ始めて「反戦」の立場から、現在の「反帝国主義、反ファシズム、反企業主義の私」へと進化してきました。それらは、この闘いや米国が持っている性質なんですが。
それからさっきあなたが、民主党が私を「取り込んだ、あるいは取り込もうとした」と言ったときにビックリしましたが、民主党が「左」と呼ぶ反戦運動を、この国の反戦派内の左派を“選挙で勝って議会を掌握せんがため”に利用したことは間違いないと思います。それから彼らは先週、私たちを完全に裏切りました。民主党が(1200億ドルの戦争)資金を出す法案を通してしまったときに私は民主党を離れ、民主党とのすべての繋がりを、その頃にはもう随分薄っぺらなものでしたけれども持っていた繋がりを全部切り、民主党員の座を放棄しました。そうしたら左派と呼ばれている連中が積極的に私に対する中傷を、まるで右派がここ数年やっていたのと同じくらい卑劣にやり始めたんです。でも、そんなものはいらない。私の貯金やエネルギーを全部使って、健康まで犠牲にしてこの国をよりよい国にしようとしてきたのに。でも実はその国は私に助けてほしくなんかない。だったらなんで私はそんなもののために自分を殺そうとしてるのか、って思ったんです。
AJ:闘いのなかで、ときに意気消沈させられることがあるのはよくわかりますよ。でも2日前に「イラクにいる我が軍の男女を、ほかの“ケイシー”たちの命を、活動を通して救うんだ。そのためにはやめる訳にはいかない」って気づいたあなたの別の声明を見て、これでハッキリしたなと。これはアメリカ人全員に対する警鐘だったんです、右だの左だのというパラダイム(理論的な枠組み)は偽の、マトリックスのような幻想に過ぎないという警告なんだ。
主要な世論調査ではアメリカ人の80%近くがイラクからの撤退を、戦争終結を望んでいます。だから国民はシンディー、あなたに味方しているんですよ。民主的な組織というだけで、共和党の仕組みのひとつである軍産複合体というハヤリに(民主党は)乗っかったんです。1ヶ月ほど前に出た世論調査結果を見てみるとブッシュの支持率は議会のそれと似たようなものだったが、民主党の支持率は2、3ヶ月前はもっとよかった。でも今はそれも急落している。だから僕は、これは多くの人たちにとって精神的に子供時代の終焉というか、「おやまぁ、あいつらは私たちが何を欲しているかなんて全然関係ないんだ。アメリカは“自由の国”なんかじゃない」ってことに気づく過程だったんだと思うんですよ。
CS:まったくもって私たちは世界中で物笑いのタネです。世界の人々は、アメリカ人の大半がイラクからの撤退やジョージ・W・ブッシュ政権がなくなることを望んでいることを知っているけど、占領も政権もまだそのままですよね。もしもアメリカ人の80%が私の側なら、アメリカ人の80%が私の言うことに賛成して私が「こうなってほしい」と思うのと同じことを望んでいるのならば、その80%のアメリカ人は何らかの犠牲を払うべきです。実際に何かを犠牲にして行動している人たちを、ただコンピューターの前に座って批判するのではなく。
人道問題に関しては、私は絶対にサジを投げたりはしません。この世には、アメリカの大企業と軍の帝国主義のために人生をメチャクチャにされたり、土地や家族を奪われている人がたくさんいます。私は彼らのために闘うし、アメリカの中にもまだ肯定的な影響力が残っていると思いたいです。
AJ:世界中の人たちが「何が起こっているのか」について本当に目覚めてきているのは事実です。でもハッキリさせておきたいのは、それにシンディー、あなたにもわかってもらいたいんですが、僕たちが「米帝国主義」と言うとき、そこには他国の利害関係や多国籍企業もからんでいて、ハリバートンは今やデュバイだし(最近「本社をヒューストンからデュバイに移す」と発表した)。そういう(他国を含めた)連中がアメリカを原動力として、また世界支配の最前線として利用しているんです。だからそこで「アメリカがやっている」という言い方をしないことがとても大事だと思うんですが、その点はいかがですか?
CS:もちろん、私たちの政府の支持と承認と協力を得たアメリカの財界がやっていることだと思いますが。もし米国市民が「何が起こっているのか」に気づいていたら、ちゃんと知らされていたならばみんな唖然として、単にイラク戦争やジョージ・ブッシュに反対するだけじゃなくて実際にこの国を動かしているものに反対するはずだと思います。だって、ブッシュなどはこの国の根底に横たわる癌の“症状”にしかすぎないんですから。
AJ:えぇ、まさにおっしゃる通りの癌ですね。それからいつもウンザリさせられてるんですが、ジョージ・ブッシュが何か悪いことをしても保守派にはそれが見えない。なぜって彼は保守派だとみなされているから。そして民主党が悪いことをしても、リベラル派は何がどうあろうと彼らを擁護する。これは隷属化の手法なんですよね。
CS:それに今のリベラルって何ですか? ヒラリー・クリントンがリベラルっていうけど、それはその言葉にとってまさに醜態(「リベラル」という言葉がひどい使われ方をしているということ)ですよ。あなたが先程言ったように、彼女は“戦争好きのタカ派”で“主戦論者”です。たとえばジョン・マケインやルディー、そう特に、おそらくとてもふさわしいのがルディー・ジュリアーニ(注4)ですが、彼らと彼女との間にはほとんど違いがありません。
AJ:その2人とはホントにそっくりですよね、2人が男で1人が女だというだけの違いだ。
CS:そうです。
AJ:9・11についてですが、レイ・マクガヴァン(注5)も呼びかけているような独自の調査とか(WTCの下で)溶けた鉄がたまっていたなどの様々な疑問についてこれまでにも随分訊かれたと思いますけれど、民主党関連の人間から「そういう話をしないように」というような働きかけがあったのかどうか、興味があるんです…イスラエルの利益についてもなんですけど。それから今やあなたは、実はあなたがその一部でもなかった組織から離れましたが、
CS:えぇ、そうです。
AJ:僕が「取り込もうとした」と言ったのは、彼らがあなたの発するメッセージを勝手に利用していたということです。それで今、ここで率直に9・11の調査やイスラエルに関して何か言いたいことはありますか?
CS:アレックス、あなたもご存知でしょうけれども、私だって9・11の正当で独立した調査を要求しているんですよ。9・11の、事実に基づいた独自の調査を要求しているジャージー・ガールズの嘆願書に署名もしましたし。9・11の調査委員会やその報告書は完全な茶番で、(真実を隠す)カモフラージュでしかないと思っています。だから今言ったように、よりよい調査、というより9・11事件の本当の調査を要求しています。だって公式のはホントにお笑い種(ぐさ)でしかなかったんですもの。
それに「私たちがアラブやモスリムの国々とこんなに問題を抱えている理由のひとつは、イスラエルのパレスチナに対する政策に米国が圧倒的な支持を与え続けているからだ」という考えを、私は断固として守り続けてきました。その見方を100%支持してきたし、言ったし、その主張をこの先も貫きます。私たちの政策はイスラエル政府のためだけでなく、あそこに住むすべての人たちのためでなければいけない。と同時に、ユダヤ人やイスラエルに住む人々の中にも「イスラエル政府はパレスチナ人に対して圧制的だ」という見方に賛成している人がたくさんいることも知っています。パレスチナはイラク同様に占領されていると思うし、世界はその占領を終えるよう要求しています。
AJ:特に9・11についてですが、あなたが別のというか初の独立した調査を要求している理由は何ですか?
CS:なぜかって、だってもうひとつの方はただの、えぇっと、ひとつにはジョージ・ブッシュとディック・チェイニーがお手々繋いで密室で宣誓もしないで証言したでしょ。そういう人たちの証言は公開で、すべて公開にしてやった方がいい。それにあの日のことは、どうも辻褄が合わないことが多いんです。
AJ: 具体的にどんなことで…
CS: あの〜、ここで私は「『政府がやった』と知っている」とは言いませんよ。だって私はまだわかっていないんだから。でもそれがわかっていない唯一の理由は、他の人たちにはあったような(この事件を)調べる時間が私にはなかったからなんです。
AJ:でも今「いくつか辻褄が合わないことがある」って言いましたよね。どんなことに疑問を持ちましたか?
CS:そうですね、どうして空軍が何故あんな訓練をあの日、していたんでしょう? どうしてあの日が、連邦航空局(FAA)の親玉がその職に就いた初日だったんでしょう?(注6) それにどうして管理が、航空機と連絡が取れなくなったら試されるはずの自動的で強制的な制御が─軍用機が阻止するはずなのに、出動しなかったでしょ。それは本来、ホンの数秒のうちに行われるはずなのに。ということはその命令が、いや私の知る限り、それにあなたの方が私よりずっとお詳しいと思うけど実は命令ですらない、(「こういう事態に直面したら、必ずこうする」と決められた)義務なんですから。
AJ:デフォルト(あらかじめ設定されたもの)ですよね。
CS:でも私の知る限りにおいて、あのFAAの人は、あの日FAAのトップになったばかりの人がその自動的に遂行されるはずの命令を変更することが出来た。
AJ:えぇ、それが実際あの日に起きたことでした(軍用機がすぐに出動しなかった)。それにもちろん、ジェット燃料が燃える温度よりずっと高温の熔けた鉄が(WTCの)地下に何ヶ月もあったこととかは?
CS:そうです。それに私にもあれは確かに制御爆破解体だったように見えます。私は専門家じゃないけど。
AJ:えぇ、でも…
CS:私はとにかく調べている時間がなかったんです。でもあれは、素人目ですが、私には本当に制御解体のように見えます。わかるでしょ、私は常識的な目で見て言ってるんです。専門家ではないけど、常識的に見て。
AJ:でも数多くのエンジニアや科学者たちが制御解体だと言っているし、消防士や警官たちがビデオの中で「(ビルが)じきに倒されるから( it was going to be brought down )、もっとうしろに下がりなさいと言われた」と語っているんですよ。
CS:でしょ。だから本当にたくさんの疑問があるんですよ。
AJ:それにバンカー(ホワイト・ハウスの地下壕)にはブッシュがいて、いやチェイニーがいて、すべてを統制管理していた。ノーマン・ミネタ(当時の運輸省長官)が「命令は依然として有効か」という会話を目撃した証言をしています(注6)。
CS:ね、さっき言った通りあなたの方が本当によくご存知です。私はずっとホントに忙しかったから、ずっとイラク戦争の数々の嘘を叩いていたから。それと9・11が繋がっているのはわかっていますよ。でもね、今こうして時間を取ることにしたので9・11についてももっと徹底的に調べられるかもしれません。それに何人か著名な人々が「あれは内部犯行だったと思う」と言っていますからね。
AJ:最後の質問ですがシンディー、あなたのウェブサイトについて、みんながあなたに対してどんな支援が出来るのか、それから今後のプランについても話してください。でもここでちょっと言わしてください、あなたの見解を聞きたいんで。今、偽のネオ・リベラルの上層部や、腐った民主党を擁護して食べてる連中があなたを攻撃していますけれども、総体的にアメリカの人々はあなたを支持しているし、総体的にもうみんな民主党にもウンザリしています。だからこそ彼らの支持率が海の底に沈みゆく鉛のようだし。
CS:えぇ、たくさんの人たちが支持してくれているのは知っています。でもみんながこの運動に関わる余地があることも知っています。だから私は今ちょっと脇へどいて、他の人たちが活動するスペースを作るんです。で、私のサイト・アドレスは「キャンプ・ケイシー・ピース・インスティテュート.org(注7)」です。私たちスタッフ─アシスタントが一人います、私の妹ですが。私たちは今月引っ込みます。それから戻ってくるつもりですが、別の立場というか別の方向からやってみようと思っています。私は今壁にぶち当たったんだと思うけれども、私がこの平和運動の中で何が出来るのかという点でも。だから今後はちょっと違う風にやってみようと思っています。私たちはブッシュ政権の致命的な弱点につけ込みましたが、今度は別の角度からもっと…
AJ:ブッシュがハリウッドの、カウボーイのセットをもうじき去るって聞きましたよ。
CS:えぇ、ダラスに引っ越すんだって聞きました。
AJ:チェイニーが住んでるところに。だからもうブッシュはカウボーイのセットはいらなくなるんだと思いますが、
CS:えぇ。私が買ったテキサス州クロフォード(ブッシュの自宅・牧場がある町)の土地も売ろうと思います。キャンプ・ケイシーは人々の思い出や心の中に永遠に残るけれども。ホラ、こないだ私は「ケイシーは無駄死にした」と言いましたけれども、たくさんの人たちがeメールしてきて「彼の死は私が活動するきっかけになった、ひらめきを与えてくれたんです」と私の弁を否定してくれました。今後もみんなが真実や平和や説明責任を求めて闘い続けることで、ケイシーや他の人々の死に敬意を表し続けてほしいと願っています。
AJ:同感です。ところであの土地は、あなたたちが泥道で抗議活動をするのは違法だという特別な法案を郡が通過させてしまったから買わなくちゃいけなかったんですよね。
CS:ドブで、ドブですよ。
AJ:えぇ、要するに群の中のどこでもダメだって。だから買わなくちゃいけなかった。失礼ですが、あれを買うのにいくら払ったんですか?
CS:5万2500ドル払いました。そのあと何万ドルも整備・改良するために使いましたし。だから、メチャクチャなものでない限りどんな申し出も考慮するつもりです。
AJ:反戦派の人の手に渡ってキャンプ・ケイシーが歴史的な場所として保たれたら、ねぇ、私たち人類が種としてこの先100年生き延びられたらそこに記念碑なんか立てられて、そういう歴史的な場所になっていることを保証しますよ。
CS:そうなるといいですね。今から100年後も種として生き延びていることも、そう願いたいです。
AJ:ホントにそうですね。今はくたびれ果てているのは重々承知していますが、1ヶ月ほど休養を取ったら、今度はたっぷり1時間はかけてこれまで経験したことを話してもらいたいと思いますが、えぇっと、これまで表立って闘い始めてもう3年でしたか?
CS:えぇ、もうすぐ。始めたのが2004年の7月4日でしたから(7月4日は米国の独立記念日)。
AJ:1ヶ月も休んだら、あなたはもっと強くなって戻ってくると思いますよ。僕なんか休みといったら、1週間以上の休みなんてここ12,3年取っていませんから。
CS:あ〜ら、何てことでしょう!
AJ:えぇ、僕も絶対休養が必要です(苦笑)。でもねぇ、僕の場合、僕は怖いんですよ。以前1週間休みを取ったときに、ゆったりとした途端、逆に完璧に疲労困憊してしまって。僕は「やり続けるか倒れるかしかない」という、所謂キャッチ22(絶体絶命のジレンマ)に陥ってしまったんだな。でも本当にあなたのために祈っていますよ。シンディー・シーハン、今日来てくれてありがとう。そしてあなたは本物の素晴らしい騎兵です、敬礼します。
CS:あなたが言ったように、今度またもっと長くお話できるといいですね。
AJ:神の祝福がありますように。
CS:えぇ、あなたもね、アレックス。どうもありがとう。
AJ:シンディー・シーハンでした。電話で待ってる方たち、そこで待っててくださいね。コマーシャルのすぐあとですから。
(翻訳・千早/TUP)
注1)ドラッジ・レポート Drudge Report
http://www.drudgereport.com/
「ゴシップで喰っている政府の回し者」とも言われるマット・ドラッジのサイト
注2)ジェネシス Genesis Communications Network
http://www.gcnlive.com/genesis/
アレックス・ジョーンズやウェブスター・タープリー、『ルース・チェンジ』のラウダー・ダン・ワーズの番組を放送しているジェネシス・コミュニケーションズ・ネットワーク(放送網)
注3)ロージー・オドネル Rosie O'Donnell
エミー賞を11回も取っているアメリカの女優、タレント、コメディエンヌ。米ABC・TVのトーク・ショー "The View" に複数いるホストのひとりだった。元々反戦派、反ブッシュ的発言をしていたが、今年3月頃から同番組で9・11の真実や、WTCで救助活動などをして病気になったり死にかけている人々がいる問題を取り上げたことから非難を浴び、攻撃された。ロージーのブログ
http://www.rosie.com/
からは、9・11の真実を追究するサイトへのリンクが張られている。
注4)ジョン・マケイン John McCain はアリゾナ州選出の共和党上院議員。ルディー(ルドルフ)・ジュリアーニ Rudy(Rudolf) Giuliani はニューヨークの前市長。9・11発生時に、その職にあった。両者とも2008年の米大統領選に向け、共和党内で立候補している。
注5)レイ・マクガヴァン Ray McGovern
勤続27年の元CIAベテラン分析官。2003年1月に「正気を求める経験豊富な諜報のプロたち」(Veteran Intelligence Professionals for Sanity、略称VIPS)」を仲間とともに発足させ、イラク侵略へと向かうブッシュ政権の批判をした。9・11の真実についてマクガヴァンは当初不可知論者だったが、デイヴィッド・レイ・グリフィンの著書『9・11調査委員会報告:削除と歪曲の書』( "The 9/11 Commission Report: Omissions and Distortions" )を読んで同氏の主張を信じるに至り、委員会の報告はとんでもない隠蔽だという確信の下に、それに代わる正当な調査を要求している。
注6)9・11当日が、連邦航空局(FAA)の全米業務管理部長として勤務する初日だったベン・スライニー(Ben Sliney)のことを指していると思われる。映画『ユナイテッド93』に彼自身の役で出演した。
参照記事の記述(英文)
"Sept. 11 is Sliney's first day on the job as national operations
manager,"
Part I: Terror attacks brought drastic decision: Clear the skies
http://www.usatoday.com/news/sept11/2002-08-12-clearskies_x.htm より
注7)TUP速報591号
9・11の公式発表は「でっち上げだ」とエキスパートが主張
http://groups.yahoo.co.jp/group/TUP-Bulletin/message/640 参照
注8)シンディーのサイトURL
http://www.thecampcaseypeaceinstitute.org/
現在そこにアップされている写真、シンディーと共に写っているのが妹のディディ・ミラー(Dede Miller)。
原文URL:
紹介記事は
Cindy Sheehan: Twin Towers' Collapse Looked Like Controlled Demolition
Anti-war icon supports move for new investigation into 9/11
Paul Joseph Watson
Prison Planet
Thursday, May 31, 2007
http://www.prisonplanet.com/articles/may2007/310507cindysheehan.htm
ですが、インタビューはこちらで聞けます(英語)。
http://prisonplanet.com/audio/300507sheehan.mp3
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