2007年06月25日09時01分掲載
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猟奇的な悪魔崇拝グループがチュニジアに出現 西欧化が進む
アラブ世界の中では最も西欧化が進んでいるとはいえ、北アフリカのイスラム国家であるチュニジアに若年層が主体の悪魔崇拝グループが極秘に活動し始めたという。メンバーはハードロックで乱舞、黒い猫犬の血を飲み、集団的な性行為にふける。20日付のチュニジアの週刊紙、アル・ワタンから引いてミドル・イースト・オンラインが伝えた。(齊藤力二朗)
内容は以下の通り。
アル・ワタンは、ほとんどが大学生・高校生の約70人で構成される悪魔崇拝グループの存在を暴露した。グループのメンバーの大半は首都チュニスに居住し極秘に活動している。
メンバーはチュニスの主な3つの秘密の活動場所に結集し、大音量のハードロックに合わせて乱舞し、黒い猫犬を屠殺し、その血を飲み、集団変態性行為の儀式を執り行う。
このグループは幅広い黒バンドを右手首に巻き、どくろマークが描かれている黒装束、黒帽子を着用し、悪魔宗徒お気に入りの黒赤2色入りの鞄やアクセサリーを持ち歩くことで知られる。
また女性は爪を黒く染め、アイシャドーを目の淵に塗り黒の魔女メイクを施している。
メンバー内では聞き慣れない名前でお互いを呼び合い、あるメンバーは(典型的なイスラム教徒の名前である)「ムハンマド」から(ユダヤ系の)「アズラーイ−ル」と改名した。
西側文化に開放的なことで知られているチュニジアの地元紙が、悪魔崇拝宗派の存在を報じるのは今回が初めてだ。
(写真)
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