2007年06月28日11時09分掲載
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バンコク国際映画祭が7月19日から開幕
【クアラルンプール28日=和田等】タイ政府観光庁の主催により2003年から始まったバンコク国際映画祭が、今年は7月19日から29日まで開催される。特に東南アジアの新進気鋭の映画製作者に焦点をあてて評価することに重きを置いているのが、バンコク国際映画祭の特徴。映画祭の期間中にはセミナーやワークショップが実施される。
5回目となる映画祭へのエントリーが確認されている作品は、米国、英国、日本、韓国、フランス、インドなど世界30カ国の長編・短編を合わせて100本以上。東南アジア諸国連合(ASEAN)部門では、タイ、フィリピン、インドネシア、マレーシア、ベトナムから出品の18作品が競う。
マレーシアのベルナマ通信によれば、同部門にマレーシアからも6作品が出品されることになった。うち2本は国際的な賞を受賞した作品。
マレーシアの作品は、第57回ベルリン国際映画祭で2つの賞を受賞したヤスミン・アーマド監督の「ムクシン」、タン・チュイムイ監督の「ラブ・コンカーズ・オール」、「ビフォー・ウィ・フォール・イン・ラブ・アゲイン」「ダンシング・ベル」「バード・ハウス」(5作品ともにASEAN部門に出品)、そして短編映画部門の「マイ・ビューティフル・ランブータン・ツリー」の計6本。
なお、今年のバンコク国際映画祭は当初1月に開催される予定だった。しかし、外国人の手を借りずにタイ人だけで運営することにしたため、開催時期が7月に延期された。
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