2007年09月08日21時54分掲載  無料記事
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「ようこそジャパン」 マレーシア最大の観光展に日本パビリオンが初めて出展

  【クアラルンプール8日=和田等】首都クアラルンプールで開催中のマレーシア最大の観光展示会に、日本の関連業界を集めた初の日本ブースが出展している。名付けて「ようこそジャパン・パビリオン」。展示会には、同国から日本への観光客の増加を期待する旅行会社や航空会社、政府観光推進機関など約200の団体が出展している。 
 
 この観光展示会はマレーシア旅行業協会(MATTA)の主催で、9月7〜9日にかけて同市内のプトラ・ワールド・トレード・センターで開催されている。 
 
 日本は現在、2010年までに1000万人の外国人訪問者誘致を実現するという目標を掲げ、「ようこそジャパン」キャンペーンを展開中。パビリオンに参加している団体は、日本航空、ジャルパック、JTB、リスツ・リゾート、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、ビジット・ジャパン・キャンペーン。 
 
 国際観光振興機構によれば、昨年日本を訪問したマレーシア人は約8万5000人だったが、日本の観光推進当局や業界は、マレーシアを今後の観光客増加が見込める有望新市場と位置づけている。また今年は日本とマレーシアの外交関係樹立50周年にあたり、日本マレーシア友好年に指定されている。そこでMATTAフェアにパビリオンを出展することでマレーシアからの日本訪問者数の増加の一翼を担うことをめざしている。 
 
 さらにビジット・ジャパン・キャンペーン本部(国土交通省)と国際観光振興機構は9月11日にクアラルンプール市内のニッコー・ホテルで「ビジット・ジャパン・セミナー」を開催し、日本への観光誘致の取り組みなどについて紹介する。 
 
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