2007年11月06日21時14分掲載  無料記事
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橋本勝21世紀風刺画日記

第72回:大連立っていったい何だったのだ!?

〜小沢「辞任」を祝して、このマンガを捧げる〜 
 
次々と新党を作り壊してきた小沢さん。ついに日本の議会政治、民主主義を壊そうとした。自民の福田、民主の小沢の両党首が密室でコソコソ話し合い、両党の大連立を企てた(幸い民主党役員会の反対で駄目になったが)。国民によって選ばれた議員が議会でトコトン議論するというのが民主主義の国の政治というもの。まるで独裁者の国や、旧共産圏の国のような一党独裁、そして戦前の日本の大政翼賛会のような政治になりかねない。そんな大連立による巨大与党の出現。権力の腐敗をチェックするという意味でも、政権交代は民主主義の政治には必要なのだ。二大政党による政権交代を訴えてきた小沢一郎という政治家の正体が見えてきたというもの。そして彼は、自分の思い通りにならないからか、民主党の代表を辞めたいと言い出した。慰留することはない。さっさと辞めてもらって結構。民主党の皆さんよ、「しょせん民主党は第2自民党」なんて言われないためにも、この際「小沢なるもの」から決別をはかるべきだ。(橋本勝) 


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