2007年12月10日13時20分掲載
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私はミス・チベット、「ミス・チベットー中国」はいやと辞退
マレーシアのサラワク州で行われたミス・ツーリズムのコンテストにチベット代表として参加したミス・チベットのツェリン
・チュンタクさん(22)が中国側の圧力に抗議して12月5日、大会途中で参加を取止めた。ヘラルド・トリビューン紙が「Miss Tibet, No to Miss Tibet-China (私はミス・チベットでミス・チベット-中国じゃいやです)」との見出しで報じた。(ベリタ通信)
この大会には30カ国・地域の美女が参加して8日まで行われたが、インドのデリー市の大学で社会学を学んでいるツェリンさんが"Miss Tibet"のタスキで参加したところ中国側が「"Miss Tibet-China"のタスキにしろ」と大会主催者側に猛烈に抗議。気分を害したツェリンさんが「私はチベット代表でチベット中国の代表ではありません」と主張して大会途中で辞退した。
チベットは1951年中国軍により占領され、以来、ダライ・ラマはインドに亡命し、中国による事実上の支配体制が続いている。
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