2007年12月26日01時15分掲載
無料記事
http://www.nikkanberita.com/print.cgi?id=200712260115123
橋本勝21世紀風刺画日記
第79回:ハゲタカにのった骨太の死神がやったこと
テレビで国会のニュースを見ていて、あの小泉,安倍の元、前首相が国会内をウロウロしているのを見ていると変な気持ちになる。「まだ議員をやっていたのか!?」いや、もっとキツイ言い方をすれば「この人たち、まだ生きているの!!」とっくに過去の人になっている亡霊を見ているような感じがするのだ。
現在、日本人の苦しんでいる多くのものが、21世紀になり首相になった小泉、安倍のもたらしたものである。あえて福田政権の弁護をすれば、彼らの残した負の遺産で貧乏くじを引いた福田首相は四苦八苦させられているのだ。グローバリゼーション、国際競争に勝ち抜くため「痛みなくして改革なし」と、構造改革、実はアメリカ金融資本の日本乗っ取りのお手伝いを進め。市場原理主義とやらで、格差社会を進行させ、少数のお金持ちと沢山の貧乏人という日本にしてしまった責任は、骨太の改革(死神)の小泉にあり、ボロボロにされた日本列島……でも、この小泉を、大部分の日本人が熱狂的に支持したのだから、しょうがないか。(橋本勝)
Copyright (C) Berita unless otherwise noted.
日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。