2008年03月11日11時22分掲載
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根津教諭の「君が代」拒否
「君が代解雇を許すな!」 都庁前での連日の行動に全国から支援の人びと
まもなく卒業式シーズン。昨年の卒業式で「君が代」を拒否して東京都教育委員会から停職6ヶ月の処分を受けた、根津公子教諭(八王子市大沢学園養護学校)は今年も起立をしない決意を固めている。これに対して都教委は解雇で臨むものとみられ、根津さんは都庁前では連日、父兄や教え子たちとともに「君が代解雇を許すな!」と道行く人たちに訴えている。「できるだけ多くの人びとが行動に参加してください」という根津さんのよびかけ文を紹介する。(ベリタ通信)
昨日行った「君が代」解雇をさせない!都庁前One Dayアクションには250名の方が集まってくださり、都教委に向けて声を届けることができました。道行くひとたちへも私たちの気持ちを届けられたと思います。
大分、兵庫、大阪、三重、長野からも駆けつけてくださった方々がいらっしゃいました。長野の方は、朝日新聞に掲載した意見広告をご覧になって参加されたと言うことです。また、昨年私が勤務した町田の鶴川地区(学区)の若い保護者の方が中心となって結成された「虹のたね」の方たちがお子さんを連れて、今回も大勢参加してくださったこと、そしてかつての教え子の参加、どれもこれも感激でした。
「解雇するな!」と具体的に動いたこの1年の中で、新しい素敵な出会いがあり、大勢の方に支えられてきたことを改めて感じた1日でした。
今回は、都教委に直接思いを伝え、都教委のあり方をただそうと、断続的に何度も要請に行きました。
さて、今日から毎日、4時30分から私は都教委に対して「処分するな!」と申し入れに行き、また第二庁舎の前で訴えをします。4時30分から7時までを考えています。
皆さま、ぜひ、ご一緒に行動に参加してくださいますよう、お願いします。いつもいつもお願いばかりで恐縮ですが、よろしくお願いします。
根津公子
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