2008年03月19日22時13分掲載
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環境
豪州南部に「3千年に1度」の熱波が直撃 確率0・3%の異常記録
【アデレード19日=木村哲郎ティーグ】豪州南部のアデレードでは17日まで、熱波の到来により、例日最高気温が35度を超える日が15日を超えた。この中には気温が最高気温が40度を超える日も3日間あり、15日間の最高気温は17日に記録した40・5度。暦の上では秋のオーストラリア南部において、まさに異常気象の象徴のような出来事だ。
大気科学者のワーウィック・グレース博士によると、15日間熱波が続くのは確率的に0・3%とのことで、これは計算上3千年に1度しか起きないことになる。
ちなみに3月のアデレードの平均最高気温は26.2度。熱波の去った18日からは、一転して穏やかな秋の気候となり、今週いっぱいは最高気温が20度代と予報されている。
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