2008年04月24日17時21分掲載
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サルコジ仏政権は1年で「座礁」 国民の8割が不満表明
【パリ24日=飛田正夫】5月16日で大統領就任から1年を迎えるサルコジ仏大統領の支持率低下がつづいている。日曜新聞「JDD」(20日付)に掲載された世論調査によると、「サルコジ政権によってフランス人とフランスの状態は向上したかどうか」との質問に対して、79%が「向上してない」と不満を表明。「リベラション」紙は「サルコジ大統領の政治は座礁した」との見出しを掲げた。
この調査は、18歳以上の国民956人を対象に4月17日から18日にかけて調査会社(IFOP)が電話でおこなった。
その結果、支持率は3月の37%から36%に下がり、昨年の大統領就任以来最低となった。不支持は63%から64%に増大た。大統領の支持母体である国民運動連合(UMP)の支持者でも同大統領を評価する者は50%を越えなかった。
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