2008年06月10日12時47分掲載
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一人っ子失った母には２人目の出産援助へ 四川地震で中国政府
中国・四川大地震は死者７万人を超えると見られているが、その中に「一人っ子政策」ゆえに、唯一のわが子を失った親が四川省だけでも７０００に上っている。７日の英ＢＢＣ（電子版）は「地震で子どもを失った親たちに２人目の子どもの望み」との見出しで、中国政府は特別医療相談チームを被災地に派遣して一人っ子を地震で失った親のために特別医療カウンセリングを行い、地震で唯一の子どもを失った場合、母親が新たに２人目の子どもを産むことを認めることにしたと報じた。（ベリタ通信）
ＢＢＣによると、子どもが命をとりとめても、地震で身体障害者になった場合も対象となる。
母親が通常の妊娠・出産が難しい高齢者のケースも多いため、体外受精のための医療相談などにも応じる。必要な場合は手術などもできるようにからうという。
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