2008年06月29日13時08分掲載
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若者に「武道は平和と愛の手段」 ジャッキー・チェンが東ティモール初訪問
【クアラルンプール29日=和田等】香港の映画スター、ジャッキー・チェンが6月下旬、3日間の日程で国連児童基金(UNICEF)親善大使として東ティモールを初めて訪問した。独立から6年を経た同国では、対立する武道を修練する集団同士の暴力事件が起きているが、チェンはカンフーなどの武道を他人に危害を加えるためではなく、平和と愛を促すために使ってほしいと若者たちに訴えた。
チェンは、30人以上の死者を出した騒乱が起こった2年前から東ティモールを訪問したいとの希望を抱いていたが、多忙なスケジュールのためなかなか訪問が実現せず、今回やっと実現にこぎつけたと語った。
チェンは2004年にUNICEFの親善大使に任命され、HIV/エイズの拡大対策や子どもに対する鳥インフルエンザに対する認識の向上、スマトラ島沖大地震・大津波の被災者救援などに対する貢献を果たしてきている。
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