2008年06月30日12時21分掲載
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ガソリン高騰に悲鳴、馬で集団通勤 米国の歯科医院
最近のガソリン価格の高騰に頭を悩ませていた米国ワシントン州アーリントン市の歯科医院では、勤務する歯科助手や職員の半数以上が馬を所有しているため、25日、車で通うのを止めて馬に乗って通勤することにした。AP電は→Wash. dentist's staff saddles up to beat gas costs「ワシントン州の歯科医院のスタッフ、ガソリン価格高騰のため馬に乗って出勤」と報じている。
同市で歯科医院を経営する歯科医キース・レオナード(Keith Leonard)氏は「ガソリン価格が1ガロン4ドルにも高騰したので馬を所有する勤務スタッフと相談して、乗馬通勤を決めたんです」と語っている。
この環境にやさしい"乗馬通勤"は市当局も条件付きで許可。条件とは"個別ではなく集団で4マイル離れた歯科医院まで一緒に通う"というもので馬を持たない別の2人のスタッフも自転車に乗って通勤、レオナード氏は「我々は石油会社にガソリンの値段を幾らにせよと指図できません。だから1馬力(one-horse power)の馬を使うんですよ」と皮肉っている。
(ベリタ通信)
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