2008年07月21日21時16分掲載
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中東
マリキ・イラク首相、オバマ候補の米軍撤退案に賛意
米大統領選で民主党候補に内定しているオバマ上院議員の中東歴訪を前に、イラクのマリキ首相は7月18日、次のような談話を発表した。「米軍撤退に関して言えば、短期ほど現実味がある。米軍のこれ以上の長期滞在は問題を増やすばかりである。オバマ候補は、米軍撤退を16ヶ月間に終了する案を唱えているが、これが米軍撤退の期間として当を得た案である。もちろん僅かな修正はあるかもしれないが」。Tom Hayden Huffington Postが7月19日に報じた。(バンクーバー=落合栄一郎)
この談話のことは、ニューヨークタイムズでは19日には報道されなかったらしい。
オバマ氏は19日のアフガニスタンを皮切りに、イラク、イスラエルなどの中東諸国のあとドイツ、フランス、英国の欧州諸国を訪問する。同氏は、共和党候補に内定しているマケイン氏にくらべ外交政策では劣勢で、それを挽回するのが狙いとみられている。
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