2008年09月17日03時46分掲載  無料記事
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橋本勝21世紀風刺画日記

ペイリン大統領が核のボタンを押す日

11月に迫った米大統領選 
民主党がオバマ、共和党がマケイン 
どちらが勝つか予断を許さぬ大接戦である 
世界のこれからの4年間に大きな及ぼす米大統領選であるから 
その関心はアメリカ国民だけにとどまるものではない 
つい最近まではオバマが優勢であったが 
支持率でマケインが逆転 
その大きな力になったのは 
副大統領に指名されたペイリンの人気によるものである 
若さと美貌のアラスカ州知事 
5人の子の母親という異色の副大統領候補である 
アメリカの副大統領というのは 
大統領にもしものことがあった時には 
大統領になるという重要な要職である 
マケインが高齢であることを考えるとそれは充分ありえる 
ペイリンはマケイン以上に強い愛国心の持ち主である熱血ママ 
イラク戦争にも強硬な姿勢だし、19歳の息子もイラクに従軍するという 
筋金入りの愛国ママ 
そして最近勃発したグルジア紛争でも、ロシアを厳しく批判 
いざとなったら戦争も辞さないという軍国ママである 
米ロによる新冷戦時代員に突入しかねないキナ臭い世界の状況の中 
突然、アメリカ大統領になった信仰心あつき彼女が 
世界を救わねばならぬという使命感から 
核のボタンを押す日がくるかもしれないのだ 
(橋本勝) 


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