2008年09月30日17時32分掲載
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橋本勝21世紀風刺画日記
第115回:世襲政治は民主主義の墓場
安倍、福田と
あいついで首相が1年足らずで
政権をほうりだし
それで自民党総裁選の空騒ぎによって
首相になったのが麻生太郎
そして小泉元首相が引退を表明
この4人に共通するのが2代目、3代目の
世襲政治家であること
おまけに小泉元首相は次男を
後継者に指名した(親バカというより政治バカだ)
なお今回の麻生内閣の大臣の3分の2が世襲政治家
さらにいえば国会議員の3分の1が世襲政治家である
国会議員というのはそんなに簡単にやれる仕事なのか
プロ野球でいえばあの大選手の長嶋、野村の息子でさえも
野球選手としては駄目だった
もちろん他の仕事
映画スター、コメディアン、作家、漫画家にしても
親がそうだからといって子がやって成功できるとはいえない
実力、努力が問われる厳しい仕事なのだ
政治家というのは2代目、3代目がスンナリやれる
そんないい加減な職業ではないはずだ
親から子、孫へという世襲政治家たちが
日本の政治を動かしているのかと思うと空恐ろしくなる
これでは日本はとても民主主義の国とはいえない
そんな日本の現実を明らかにするために
国会前にそれら世襲政治家たちの
ご先祖さまのお墓を立てたらいかが……
それはそんな世襲政治家に投票する
国民の政治レベルを思い知らせてもくれるだろう
(橋本勝)
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