2008年12月06日18時24分掲載
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NNNニュースダイジェスト
非同盟運動ニュース・ネットワーク(12月6日)
(アジア)
タイ新首相選出のための特別国会、日程決まらず
【バンコク6日NNN=タイ通信】タイ憲法裁判所が与党3党の解党処分を出し、ソムチャイ首相が失職したことに伴い、新首相の選出のための特別国会を開催することが必要になっているが、日程が決まっていない。下院のピトーン事務局長によると、臨時国会を召集するためには、チャイ下院議長が国会議員の少なくとも3分の1の署名を集めて、国王に提出しなければならない。新首相選出する臨時国会は、30日以内に召集しなければならないとされている。
(中東)
ヨルダン外相と国連中東特使が会談
【アンマン5日NNN=ペトラ通信】ヨルダンのバシール外相は国連のセリー中東和平プロセス特別調整官と会談し、パレスチナ・イスラエル紛争解決のための交渉について意見を交換した。4日に行われた会談でバシール外相は、ヨルダン川西岸とエルサレムでユダヤ人の入植が続いていることは和平交渉を妨げ、パレスチナ国家の樹立の機会を破壊していると警告した。セリー調整管は、和平交渉を推進する上でのヨルダンの役割を称賛した。
(アフリカ)
コンゴ政府と反政府組織が対話開始へ
【ニューヨーク6日NNN=UNNS】コンゴ民主共和国東部で起きている政府軍と反政府組織の間の紛争解決を働きかけている国連特使は来週、両者の間の対話をケニヤのナイロビで開始する。対話は8日に始まり、前ナイジェリア大統領のオバサンジョ国連特使によって進められる。ツチ系反政府組織「人民防衛国民会議(CNDP).」とコンゴ政府に支援されているフツ族系ルワンダ解放民主勢力(FARDC)の間の紛争が拡大し、ルワンダとウガンダの両国と国境を接する北キブ州で過去3ヶ月の間に25万人が家を失ったと推定されている。
(ラテンアメリカ)
ウルグアイ大統領が離党届提出 左派に打撃
【モンテビデオ6日NNN=プレンサ・ラティーナ】パラグアイの左派指導部は5日、タバレ・バスケス大統領が社会党に離党届を出したことについて、社会党と左翼中道政党の連合組織である拡大戦線に打撃となっているとして、遺憾の意を表した。社会党のフェルナンデス書記長は、社会主義指導部に「非常にマイナスの影響を与える」と述べた。バスケス大統領は11月24日に同書記長あてに離党届を提出したことを4日に発表した。同大統領は、中絶を合法化する法案に拒否権を使ったことを11月23日の党大会で非難され、憤慨していると述べた。
(ベリタ通信編集部翻訳・編集)
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