2008年12月07日14時59分掲載
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空港閉鎖で打撃のバンコクの高級ホテル
【バンコク7日=丈治利夫通信員】11月25日から12月3日まで続いた反タイ政府勢力によるバンコクの空港封鎖の影響を受け、バンコクにある高級ホテルの稼働率が危機的な状態まで落ち込んでいる。
ランドマーク・バンコク(部屋数414室)は昨年同期には75〜80%だった稼働率が25%まで落下。ルブア・アット・ステイトタワーホテル(部屋数358室)も40〜50%に、ドゥシタニ・バンコク(部屋数517室)は最高で50%まで落ち込んだ。
このような現状を何とか打破しようと、高級ホテルの中には外国からの旅行者ではなく、タイ在住の外国人を呼び込もうという動きもある。
チャオプラヤ川沿いの名門ホテル、マンダリン・オリエンタル・バンコクでは12月19日まで限定で、スーペリア・リバーウィング・ルーム(40平方メートル)を7200バーツ(約1万8700円)、デラックススイートルーム(92平方メートル)を1万7200バーツ(4万4700円強)といった通常の価格より3割ほど割り引いた特別価格で提供。
宿泊代にはホテル敷地内での食事、スパの利用代金として1室1泊につき2000バーツ(約5200円)分が含まれ、3人で1室利用の場合、エキストラベッドが無料になるという特典までついている。
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