2008年12月13日18時43分掲載
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NNNニュースダイジェスト
エクアドル、対外債務不履行を宣言
【グアヤキル(エクアドル)13日NNN=プレンサ・ラティーナ】100億ドルを超える対外債務を抱えるエクアドルのコレア大統領は12日、15日に期限が来る対外債務の約3060 万ドルの利払いを停止し、債務不履行を決めたと発表した。
「わたしは(2012年グローバル債)の利払いを停止するよう命令した。このため、わが国は対外債務の不履行になった」と同大統領はグアヤキルでの記者会見で述べた。
コレア大統領は先月15日、期日を迎えていた利払いについて、30日間の猶予期間を利用し、支払いを延期していた。この間に対外債務監査委員会が過去30年間の債務について、違法であると結論づけたため、不履行を決めた。
同大統領は、この結論によってもたらされる結果に責任を持つと述べた。「ほとんどの債務は違法であるが、すべてではないため、われわれは債権者に再建計画を提示する用意がある」と同大統領は語った。
(ベリタ通信編集部翻訳・編集)
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