2008年12月18日15時21分掲載  無料記事
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NNNニュースダイジェスト

地域統合の必要性を訴えた宣言を採択 中南米・カリブ海域首脳会議

 【コスタドサウイペ(ブラジル)18日NNN=プレンサ・ラティーナ】ブラジル東部サルバドル郊外のコスタドサウイペで開かれていた中南米・カリブ海地域33カ国の首脳による初めての首脳会議は17日、地域統合の必要性を訴えた宣言を採択して2日間の会議を終えた。 
 
 宣言で首脳は、世界のエネルギーの需要と供給の厳しいアンバランスに対処するため、エネルギー部門での協力の緊急性と地域統合の重要性を強調した。現在の金融危機について大きな懸念を表明し、危機は先進国の責任であるとして、それを解決するコストを負うべきであるとした。 
 
首脳はまた、新しい国際的金融制度のために途上国が積極的に参加する国際的対話の必要性を訴えた。 
 
宣言は統合や国際的金融危機、エネルギー、社会開発、飢えと貧困の撲滅のための地域機構の間の協力など重要な問題での戦略を設定した。 
 
(ベリタ通信編集部翻訳・編集) 


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