2008年12月29日15時24分掲載
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NNNニュースダイジェスト
金融危機の影響は受けない チャベス大統領
【カラカス29日NNN=プレンサ・ラティーナ】ベネズエラのチャベス大統領は28日演説し、同国は国際金融危機の影響を受けずにいると述べ、将来も影響に立ち向かう準備ができつつあると語った。
同大統領は、現在の数字は経済と社会で前進していることを示しており、努力目標は危機の影響を受けないと述べた。
ベネズエラが世界最悪の危機の影響を受けていないのは、資本主義とは違った種類の経済を建設しているためであるとした。同大統領は、危機が欧州、南米、中米、アジア、アフリカに影響を及ぼしていると警告し、「これが続けば何らかの形でわれわれに影響を及ぼすかもしれない」と語った。
チャベス大統領は、現在の危機は資本主義が倒壊し、持続できないことを証明していると述べた。
石油価格の下落で、来年は困難な時代を迎えるという野党側の主張について、同大統領は「ストライキで石油収入がながった2003年と2004年の時も、切り抜けることができた」と退けた。
石油価格の下落で収入が減っても、同国はそれに立ち向かう備えができていると同大統領は述べた。
(ベリタ通信編集部翻訳・編集)
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