2009年01月01日18時40分掲載
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NNNニュースダイジェスト
イスラエルのガザ攻撃6日目に入る 死者400人を超す
【ガザ1日NNN=クウェート通信】パレスチナ自治区のガザ地区に対するイスラエルの攻撃は1日、6日目に入り、パレスチナの医療関係者によると、これまでに400人以上のパレスチナ人が死亡した。その中の多くが女性と子供であるという。
負傷者は2000人を超し、その多くが重傷であるという。
31日の数か所に対する攻撃では、5人のパレスチナ人が死亡し、うち2人は女性で、幼児を含む約50人がけがをした。
イスラエルの航空機は1日早朝、西ガザ市の議会本部とラムラ地区の法務省を攻撃し、2つの建物を破壊した。ガザ市の鍛冶屋と両替所も攻撃対象になった。
医療関係者によると、ラファとジャバリヤでの1日早朝の攻撃で、2人の女性を含む3人が死亡した。
一方、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は31日、ガザ地区の住民ために3400万ドルの支援を求めるアピールを出した。
資金はUNRWAが医療物資、食料、現金、住宅の修理、燃料を供給するためのもの。イスラエルによるガザ地区の封鎖が数ヶ月も続いているため、こうしたものが極度に不足している。
住宅が破壊されたパレスチナの多くの一般市民は、冬に入り、避難場所の必要性が高まっており、UNRWAはこうした要請に応じることができるとしている。
(ベリタ通信編集部翻訳・編集)
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