2009年01月04日15時23分掲載
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ＮＮＮニュースダイジェスト
イスラエル軍、ガザ地区への地上作戦を開始
【ガザ４日ＮＮＮ＝クウェート通信】イスラエル軍スポークスマンは３日、パレスチナ自治区ガザ地区に対する地上作戦が始まったことを明らかにした。
「作戦は、ハマスに属する施設を攻撃することとイスラエルに向けたミサイルを発射するための台座を抑えることを目的にしている」と同スポークスマンはイスラエルのラジオ放送で述べた。
作戦はオルメルト首相、バラク国防相、リブニ外相が承認した後、開始された。
目撃者によると、イスラエルの戦車は激しい砲撃の中、ガザ地区に向かって進み始めたという。
イスラエル空軍は３日、ガザ地区のモスクを爆撃、パレスチナ人１６人が死亡し、４０人がけがをした。
イスラエルが先月２７日からガザ地区への攻撃を始めて以降、これまでにパレスチナ人４６０人が死亡、２３００人が負傷し、うち２３０人が重体。
一方、アルアラビア・テレビはイスラエル筋の話として、イスラエル軍のガザ地区への地上侵攻で、約２５人のイスラエル兵が死傷したと伝えた。イスラエル海軍はガザ地区の海岸地域を砲撃した。
アラブ連盟は３日、イスラエルのガザ地区地上侵攻を強く非難した。サウジアラビアを訪問しているトルコのエルドアン首相は３日、イスラエルのガザ地区侵攻は「人道上の危機」であると非難した。
（ベリタ通信編集部翻訳・編集）
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