2009年01月06日22時02分掲載
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NNNニュースダイジェスト
イスラエルのガザ攻撃11日目 550人以上が死亡
【ガザ6日NNN=クウェート通信】イスラエルは6日、11日連続でパレスチナ自治区ガザ地区へ陸と空、それに海上から攻撃を続け、これまでに550人以上が死亡、2700人以上がけがをした。
イスラエルのF16戦闘機は6日朝、ガザ市アルザイトン地区の4階建ての住宅にロケット弾を撃ち込み、破壊した。12人の子供を含む30人のパレスチナ人が死傷し、近くの住宅も破壊した。
パレスチナ・イスラム聖戦の軍事部門であるアルクッズ旅団とイスラエルの特殊部隊がガザ地区中央のデルアルバラで衝突し、同旅団の2人が死亡した。
5日夕方以来、ガザ市北東の前線がイスラエル兵とパレスチナの各グループとの衝突の現場になった。目撃者によると、イスラエルの地上部隊は空軍に支援されているという。
地元ラジオ放送は6日、医療関係者の話として、イスラエルの軍用機、戦艦、戦車は5日、ガザ地区で民家や施設、NGO、救急車を攻撃、多数のパレスチナ人が死傷した。
イスラエルによる5日夕のアルブレイジ、デルアルバラの空襲では、13人のパレスチナ人が死亡。イスラエルの艦船がデルアルバラの民家にミサイルを発射、5人以上が死亡した。
5日夕方から6日早朝にかけてのイスラエルの爆撃で、ジャバリア、ベイトラヒア、ベイトハノウンの数千人のパレスチナ人は家から逃げ、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の学校に避難した。地元放送によると、UNRWAはパレスチナ人の家族のために数ヶ所の学校が開放された。
(ベリタ通信編集部翻訳・編集)
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