2009年01月08日21時50分掲載
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NNNニュースダイジェスト
イスラエルのガザ攻撃13日目 死者700人に
【ガザ8日NNN=クウェート通信】医療関係者によると、12月27日に始まったイスラエルのガザ地区への攻撃により、パレスチナ人の死者は700人に達し、負傷者は3200人を超えた。負傷者の大多数は重体であるという。
イスラエルは8日、13日間連続でガザ地区の攻撃を続け、パレスチナ人の家やモスク、治安関係の場所を爆撃した。
目撃者によると、イスラエルのF16戦闘機はガザ南部の家にロケット弾を撃ち込み、多数のパレスチナ人が負傷した。
ガザ南部のカーン・ユーニスのナサール病院の医療関係者によると、負傷したパレスチナ人4人が病院に運び込まれた。
イスラエルの航空機は、ラファ市中央のクリニック近くの家とラビア・アルアダウィヤ学校近くの家にロケット弾を浴びせ、2つの家とその付近の家、それに学校を破壊した。
また、エジプト国境の家とガザ北部のシェイク・ラドワン地区のアルタクワ・モスク、カーン・ユーニスのアルカララにある発電所、カーン・ユーニスの2つの警察署を爆撃した。
イスラエルの航空機は、ラファ市の一部の地区で、住民に対して、爆撃される前に家から退避するよう求めたビラを投下した。
目撃者によると、ビラの投下と同時に、イスラエルがその下にトンネルがあると主張していた25の家を爆撃した。
目撃者によると、イスラエルがガザ地区とエジプトを分断するために侵入するのではないかとの恐れから、人々は退避した。その地区には3万人のパレスチナ人が住でいた。
一方、イスラエルのエフライム・スネフ国防次官は8日、ガザ地区でのイスラエルの作戦は、ハマスの指導者が殺されるか、ハマスがガザから追い出されるか、またガザで捕えられているイスラエル兵が解放されるまで、止めてはならないと述べた。
同元次官はイスラエル放送に対してい、作戦終了後、ハマスが権力を握ったままであったら、中東はこれをハマスの勝利と見なすであろうと述べた。
(ベリタ通信編集部翻訳・編集)
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