2009年01月11日18時17分掲載
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NNNニュースダイジェスト
グアンタナモのイエメン人収容者、抗議のハンガーストに入る
【サヌア11日NNN=サバ通信】キューバのグアンタナモ米海軍基地に拘留されているイエメン人収容者が、不当な扱いと長期の拘留に抗議して、ハンガーストライキを始めた。
国営の26sep.netによると、ハンストは40日間続いており、収容者を裁判にかけることなく長期に拘留していることに対し、抗議を表明するため行われている。
イエメン人収容者の一人、アブドル・サラム・ヒラ氏の健康状態は、ハンストを長く続け、適切な医療を受けていないため、かなり悪化しているという。
イエメン人収容者は、常に不当な扱いを受け、家族への通話は短い間しか許されていないと訴えている。
国際新月社は最近、米当局にイエメン人収容者が家族に電話をかけるのを許すようにさせた。
グアンタナモ基地には約120人のイエメン人が拘束されている。イエメンは収容者の受け入れを表明して、彼らの釈放を求めてきた。
(編注:サバ通信はイエメン国営通信)
(ベリタ通信編集部翻訳・編集)
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