2009年01月12日22時42分掲載
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NNNニュースダイジェスト
ガザのメディアの爆撃を非難 国際ジャーナリスト連盟
【ブリュッセル12日NNN=クウェート通信】国際ジャーナリスト連盟(IFJ・本部・ブリュッセル)は12日、イスラエルがパレスチナ自治区ガザ地区のニュース機関が入った建物を爆撃したことを非難した。
ガザ市のアルリマル地区にある8階建てのアルジョハラ・タワーは9日、イスラエルの航空機に2回攻撃された。建物にはメディアが入っていることをはっきり示す印が付けられていた。建物には、20の報道機関が入っている。
IFJによると、建物の位置情報はイスラエル軍に提供されており、屋根のライトは、はっきり建物の名前を示していた。
IFJのアイダン・ホワイト事務局長は「この攻撃は、ガザ内のメディアがイスラエル軍の標的になっているという恐れを確認するものである」と語った。
「メディアは戦場の一部になり、ジャーナリストはより危険にさらされている」
「ジャーナリストを標的にすることは人権の恥ずべき侵害であり、止めさせなければならない」と同事務局長は強調した。
(ベリタ通信編集部翻訳・編集)
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