2009年01月13日22時34分掲載  無料記事
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NNNニュースダイジェスト

パレスチナ人の死者920人 イスラエルのガザ攻撃18日目

 【ガザ13日NNN=クウェート通信】イスラエルのガザ地区への攻撃は13日、18日目に入り、さらに多くのパレスチナ人が殺され、死者数は920人に達した。医療関係者によると、数千人のパレスチナ人がけがをし、犠牲者の数は増え続けている。 
 
 イスラエルは13日、多くの民家、ホテル、漁港、農業地域を爆撃し、2人のパレスチナ人を殺し、8人以上がけがをした。 
 
 イスラエルの航空機は13日朝、ラファの6つの民家にロケット弾を発射、2人以上のパレスチナ人が死亡、8人が負傷した。 
 
 イスラエルの航空機は、ハンユニスのパレスチナ武装勢力のグループ、ラファの民家、アルヌサイラート難民キャンプの2つの民家を爆撃して破壊し、数人にパレスチナ人を死傷させた。 
 
 イスラエルの空襲は、アルアンダルスの12階建ての住宅を攻撃、破壊し、数人のパレスチナ人を死傷させた。 
 
 イスラエルのロケットは、ガザ市の多くの民家を標的にし、海岸のホテル、木工所、農業地域を攻撃し、数人がけがをした。 
 
 目撃者によると、ガザ地区南部のハザーでは、イスラエルの航空機はパレスチナの市民と民家に発砲、民家の屋上にいるイスラエルの狙撃兵はパレスチナ人1人を殺し、数人にけがをさせた。救急車はけが人に近づけられないという。 
 
 一方、ガザ地区中央のアルザワイダでは、イスラエルは多くの民家と農場に放火した。 
 
 イスラエルの攻撃は12日夜も止まらず、航空機、戦車、軍艦はガザ地区の住宅街を攻撃した。 
 
 イスラエルの戦車と特別陸軍部隊は、ガザ市南のタル・アルハワ地区に、この3日間に2回目となる侵入をした。 
 
 地元のラジオ放送によると、イスラエル軍は同地区でパレスチナ人と衝突、多くの民家に入り込んで、住民に向かって発砲した。 
 
 同地区の住民は、ラジオ放送を通じ、イスラエルの攻撃で負傷した人たちを救助するために、医療チームと民間防衛要員を呼んだ。 
 
 一方、パレスチナ人グループのいくつかは13日、ガザ地区でイスラエル軍を攻撃したと発表した。 
 
 ハマスのアルカッサム旅団は声明で、ガザ市の南でイスラエルの軍用車両8台とブルドーザー2台を攻撃したと発表した。 
 
 民衆抵抗委員会のサラヒディン旅団は声明で、12日夜と13日朝にガザでイスラエルの戦車とその他の標的にミサイル弾5発を発射したと発表した。 
 
 ファタハのムジャヒディン旅団は。ベエリのイスラエルの入植地に12日夜、ロケット弾2発を発射、13日朝にはタル・アルハワに侵入してきたイスラエル軍と戦ったと発表した。 
 
 12日に殺されたパレスチナ人の数は27人で、うち5人はガザ南部のアルザイトウン地区でイスラエルの空襲で殺された。 
 
 一方、イスラエルのハーレツ紙は12日、イスラエルの政治筋の話として、今後48時間は重要で、ガザ地区での停戦を決めるであろうと伝えた。 
 
 同筋は、イスラエルはガザでの「軍事作戦」の第3段階を始める選択肢を捨てていないと語った。 
 
          (ベリタ通信編集部翻訳・編集) 


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