2009年01月14日15時32分掲載
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NNNニュースダイジェスト
負傷したパレスチナ人の受け入れを呼びかけ アラブ保健相会議
【リヤド14日NNN=クウェート通信】アラブ諸国の保健相は13日、すべてのアラブ諸国の病院はイスラエルのガザ地区攻撃でけがをしたパレスチナ人を受け入れるよう呼びかけた。
サウジアラビアのアルマナイ保健相は、アラブ諸国の保健相緊急会議はアラブ世界のすべての病院は負傷したパレスチナ人を受け入れ、医療を提供する野戦病院を設置すべきとの結論に達した、と会議後に記者団に語った。
リヤドで開かれた会議後に出された声明でアラブ諸国の保健相は、国際的機関はガザ地区やパレスチナ占領地区での医療部門の再建に人道上の責任を負うべきであるというアラブ諸国指導者の訴えに賛成の意を表した。
保健相は、ガザの危機と病院と医療要員に対する損害はイスラエルの責任であるとした。
会議はまた。パレスチナの医療サービスに医療物資を提供し、負傷者を航空機でアラブ諸国の病院へ搬送するための医療救援のアラブ基金を設置することで合意した。
(ベリタ通信編集部翻訳・編集)
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