2009年01月14日17時23分掲載
無料記事
http://www.nikkanberita.com/print.cgi?id=200901141723543
NNNニュースダイジェスト
ガザの国連代表、公衆衛生の危機を警告
【国連14日NNN=クウェート通信】国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)ガザ事務所のギング所長は13日、ガザ地区での水と電気の不足により、コレラなどの公衆衛生の危険があると警告した。
ギング所長はガザからのビデオリンクを通じた記者会見で述べた。ガザ市を中心に50万人のガザの住民は1週間以上、水が出なく、戦闘のために水道施設が復旧する見込みがないという。
「50万人が家で水が足りないことを大変心配している」と同所長は語った。
さらに、下水施設も壊れ、戦闘のために修理ができないという。
「下水処理がされず、数百万リットルが海に処理されないまま排出され、生態学的な影響を及ぼしている。それはガザだけでなく、地中海にも及ぼしている」と同所長は述べた。
発電所は部分的に動いているが、燃料の不足で能力の40%しか発電していないという。
(ベリタ通信編集部翻訳・編集)
Copyright (C) Berita unless otherwise noted.
日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。