2009年01月14日17時23分掲載  無料記事
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NNNニュースダイジェスト

ガザの国連代表、公衆衛生の危機を警告

 【国連14日NNN=クウェート通信】国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)ガザ事務所のギング所長は13日、ガザ地区での水と電気の不足により、コレラなどの公衆衛生の危険があると警告した。 
 
 ギング所長はガザからのビデオリンクを通じた記者会見で述べた。ガザ市を中心に50万人のガザの住民は1週間以上、水が出なく、戦闘のために水道施設が復旧する見込みがないという。 
 
 「50万人が家で水が足りないことを大変心配している」と同所長は語った。 
 
 さらに、下水施設も壊れ、戦闘のために修理ができないという。 
 
 「下水処理がされず、数百万リットルが海に処理されないまま排出され、生態学的な影響を及ぼしている。それはガザだけでなく、地中海にも及ぼしている」と同所長は述べた。 
 
 発電所は部分的に動いているが、燃料の不足で能力の40%しか発電していないという。 
 
            (ベリタ通信編集部翻訳・編集) 


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