2009年01月16日14時14分掲載  無料記事
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NNNニュースダイジェスト

モロッコ、在ベネズエラ大使館を閉鎖 ポリサリオ支援に抗議

 【ラバト16日NNN=MAP】モロッコ外務省は15日、ベネズエラが西サハラの独立を目指しているポリサリオ戦線を支持していることに抗議、同国にある大使館を閉鎖し、ドミニカ共和国に移すことを決めた、と発表した。 
 
 外務省の声明は「この決定は、モロッコ王国の領土保全に対するベネズエラ当局の敵対行為の高まりと、同国政府が偽SADRを支持する措置を最近とったことに対抗したものである」と述べている。 
 
 西サハラは1974年にスペインが領有権を放棄。モロッコは全域の領有を主張、1975年以来、実効支配している。独立を求める住民は1973年にポリサリオ戦線を結成、1976年にサハラ・アラブ民主共和国(SADR)を樹立した。 
 
    (MAPはモロッコのマグレブ・アラブ通信社) 
 
    (ベリタ通信編集部翻訳・編集) 


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