2009年01月18日16時10分掲載
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NNNニュースダイジェスト
ジンバブエ野党党首、帰国 連立合意について協議へ
【ハラレ18日NNN=KBC】ジンバブエの野党、民主変革運動のツァンギライ議長は17日、2ヶ月ぶりに帰国、与党との連立政府樹立の合意から離脱するかどうか協議する。
ツァンギライ議長は空港で「わたしは、国民の利益を反映していない政府に加わるために強行はしない」と語り、さらに「わたしは国民を裏切ることはしない」と述べた。
しかし、同議長は連立合意にまだ尽力していると強調し、「この国を完全な崩壊から救うための政治的解決策を見出すことを期待している」と語った。
ジンバブエでは、昨年行われた大統領選をめぐり対立していたムガベ大統領とツァンギライ議長が9月、連立政権樹立を盛り込んだ合意書に署名した。
しかし、合意にかかわらずムガベ大統領は主要閣僚を確保、中央銀行総裁を再任するなど与野党の交渉が難航している。
南アフリカとモザンビークの大統領と仲介者の南アフリカのムベキ前大統領が行き詰まりを打開するために19日、ハラレを訪問する。
(編注:KBCはケニア放送協会)
(ベリタ通信編集部翻訳・編集)
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