2009年01月24日18時04分掲載
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NNNニュースダイジェスト
インド洋のマグロ漁獲量3割減 ソマリア沖海賊で
【モガディシオ24日NNN=ANGOP】ソマリア沖の海賊が原因で、インド洋でのマグロの漁獲が昨年、激減した。
インド洋マグロ委員会のアレジャンドロ・アンガヌチ委員長によると、インド洋でのマグロの漁獲は3割減り、業界は大きな影響を受けた。
多くの外国の漁船が基地にしているセーシェルの経済は、打撃を受けた。海賊により供給が減ったため、マグロの価格は上昇した。
インド洋のマグロ業は60億ドルに相当すると言われている。
国際海事機関によると、ソマリアの海賊は昨年、42の商業船を乗っ取り、乗組員を人質にした。
セーシェルを基地とするフランスとスペインの漁船団は予想された漁獲量の半分しか獲れなかった。
漁船団はソマリア沖で通常、その年の3分の2近くの漁獲を8月から11月の間に獲るという。
セーシェルは、港湾施設に陸揚げされた漁獲量によって収入を得る。
(編注:ANGOPはアンゴラ国営通信)
(ベリタ通信編集部翻訳・編集)
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