2009年01月26日14時22分掲載
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イスラエル/パレスチナ
空爆2300回、死者約1400人、医療施設崩壊21… 数字が示すガザ被害の惨状
パレスチナ自治区ガザは、イスラム原理主義組織ハマスとイスラエル軍の停戦によって小康証拠を保っているが、23日間にわたるイスラエル軍の攻撃が残した傷あとの惨さが統計値でも明らかにされている。空爆回数、死傷者、家屋破壊、水道や医療施設、モスク、学校などの被害の全体像を米国のネットメディア TomDispatchが22日に報じた。(バンクーバー=落合栄一郎)
被害を受けたガザ:長さ40km、幅6−12km;人口140万
空爆:2300回以上(アメリカ製F—16、アパッチヘリコプターなどを含む)
アメリカ製スマートボム、白リン弾などを含む
ハマス側の武器はイスラエル機を撃ち落とす能力なし。
死者:およそ1400人(瓦礫の下からまだ死者が見つかっている)
(イスラエル側:死者13人、うち3兵士は自軍からの誤射による)
負傷者:およそ5500人
崩壊家屋:約5000
損壊家屋:約20000(ガザの全建造物の14%)
ホームレス:50000人
水道水の得られない人:400000人(全住民の1/3)
崩壊または大損壊を受けた施設:50UN施設、21医療施設、1500工場/作業場;20モスク;学校、大学、政府施設
(Tony Karon, TomDispatch 2009.01.22より)
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