2009年02月02日15時36分掲載
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NNNニュースダイジェスト
世界社会フォーラム閉幕 前途に新たな挑戦
【ベレン・ブラジル2日NNN=プレンサ・ラティーナ】5000近い社会運動団体からの代表が参加してブラジル・ベレンで開かれていた世界社会フォーラムは1日、閉幕した。
ベネズエラのチャベス大統領は、フォーラムは攻勢をかけなければならないと語った。
ブラジルの知識人、エミール・サデール氏は「より良い世界は可能だというスローガンを実現するために、何ができるか見極めるべき時である。すべての大陸からの戦闘的な人々の間で経験を交換するだけでは不十分である」と述べた。
同氏は「長年の間、運動は当初の提案を超えた現実に対応するように迫られてきた。従って、前途には新しい挑戦が控えている」と語った。
6日間に150ヶ国からの10万人以上の人々が、国際経済危機、環境悪化、世界平和と女性、土地なしの先住民の問題などを討議した。
今回の世界社会フォーラムには、主催国ブラジルのルラ大統領のほか、チャベス大統領、エクアドルのコレア大統領、ボリビアのモラレス大統領、パラグアイのルゴ大統領が出席した。
(ベリタ通信編集部翻訳・編集)
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