2009年02月07日18時20分掲載
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NNNニュースダイジェスト
マリのトゥアレグ人反政府勢力、アルジェリアの仲介求める
【バマコ7日NNN=AFROLNEWS】マリのトゥアレグ人反政府勢力は、政府軍が停戦協定を拒否したため、アルジェリアの仲介を求めた。
マリの軍隊は、同国北部での反政府勢力に対する攻勢を中止することを拒否した。
変革のためのトゥアレグ北マリ同盟(ATNM)の指導者、イブラヒム・アグ・バハンガ氏は、政府は攻撃を仕掛け、北部の市民の生活を脅かしているとしている。
政府軍は1月初め、同国の北東地域でトゥアレグ人反政府勢力の中で最も過激と見なされているアグ・バハンガ氏のグループを打ち負かすための作戦を始めた。
トゥアレグ人とマリ政府は2006年とその翌年にアルジェで和平協定に調印したが、同国北部では衝突が散発的に続いてきた。
2006年の協定は、政府がキダル、ガオ、ティンプクテゥの北部3地域の開発を速めれば、反政府勢力は自治を要求しないことを求めていた。アグ・バハンガ氏は、この協定に反対していた。
トゥアレグ人はサハラ南部に何世紀も住んできた砂漠の遊牧民。近年、伝統的国土の自治を要求して、マリとニジェールで蜂起している。
(編注:AFROLNEWSはレソトに本部のあるアフリカ専門の独立通信社 )
参考記事
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2373334/2798869
(ベリタ通信編集部翻訳・編集)
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