2009年02月08日21時55分掲載  無料記事
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NNNニュースダイジェスト

ソマリア新大統領、和平を呼びかけ  武装勢力は戦闘継続を宣言

 【モガディシオ8日NNN=新華社】ソマリアのシャリフ・シェイク・アハマド新大統領は7日、ソマリアの首都モガディシオに戻り、武装グループに対して、和平を受け入れるように求めた。 
 
 新大統領はモガディシオの空港で記者団に対して、「和平プロセスの外にいる人々に和平を受け入れるように求めるためにやってきた」と述べた。 
 
 ソマリア暫定議会は先月31日、隣国のジブチで穏健派イスラム主義者のアハメド師を大統領に選出した。アハメド師は昨年、ジブチでソマリア暫定政府と連立協定を結んだ野党グループ、ソマリア再解放連盟(ARS)の穏健派の指導者。 
 
 一方、新たに結成された武装勢力、イスラム党の指導者、イマン・アブ・バカール氏は、新大統領はユスフ前大統領と変わりはなく、戦いをやめることはないと語った。 
 
 最近、外国での亡命生活から戻ったアブ・バカール氏はモガディシオで記者会見し、この政府はイスラム法ではない非宗教的な憲法を実施しているので、「前政府と変わりない背教者の政府である」と述べた。 
 
               (ベリタ通信編集部翻訳・編集) 


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