2009年03月04日00時31分掲載  無料記事
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文化

3月10日に5回DAYS国際フォトジャーナリズム大賞受賞作品発表  DAYS JAPAN 5周年記念の夕べ

   月刊誌DAYS JAPANは、戦争が頻発し、人間の命が奪われ続ける現在、世界で起こる様々な状況を正しく人々に伝えることの重要性を考え、フォトジャーナリズムの発展を願って発刊されました。DAYS JAPANでは、2005年にDAYS国際フォトジャーナリズム大賞を設け、世界中から著名なフォトジャーナリストを含む非常に多くの作品が寄せられました。本年は、世界約50か国から、およそ5,000点の応募があり、2007年1月から2008年12月までに撮影された作品が集まりました。昨年12月のガザの空爆、四川省の地震など、深い悲しみの中で押されたシャッターが記録した写真が多くありました。去る2008年2月16日に行われた厳正な最終審査の結果、12作品の入賞が決定しました。どれもフォトジャーナリズムの力、人間の尊厳を実感させる、力強い作品です。 
 
  これは日本で初めての本格的な国際レベルのフォトジャーナリズムのコンペティションとして海外からも高い評価を頂いております。 
 
  大賞に選ばれたのはアルゼンチン出身のフォトジャーナリスト、ワルテル・アストラーダさんです。選挙に端を発したケニアの暴動の様子をとらえた作品です。 写真は、その暴動の息をのむ一瞬一瞬を伝えています。 
 
  来る3月10日、「DAYS JAPAN 5周年記念の夕べ」にて第5回DAYS国際フォトジャーナリズム大賞受賞作品の発表を行います。また、ご来場の方々により読者賞(パブリック・プライズ)の選考を行います。 
 
  また、5月1日より受賞作品を中心とした写真展「地球の上に生きる 2009」を全国で開催予定です。特に今年は9月の横浜、10月の京都、11月末から12月に開催する早稲田大学でのフォトジャーナリズム・フェスティバルと、さまざまな企画が目白押しです。写真展だけでなく、シンポジウム、コンサート、ワークショップなどの開催準備を進めています。また、フォトジャーナリストを養成するための学校の開校を企画中です。5周年を迎えたAYSJAPANに今後ともご支援いただきますようお願いいたします。 
 
【場所】 
文京シビックホール・小ホール 
〒112-0003 東京都文京区春日1−16−21 
アクセス★地下鉄丸の内線・南北線後楽園 
駅3分/ 地下鉄三田線・大江戸線春日駅3 
分/JR水道橋駅8分) 
【日時】 
2009年3月10日(火) 18:40 開場 19:00 開演 
 
【DAYS JAPAN 5周年記念の夕べ】 
「存続は絶対に難しい」という周りの反対を押し切って始めたDAYSJAPAN。多くの方のご支援に支えられ、発刊 5周年を迎えます。今の時代に必要な情報とは何か、日本で唯一のフォトジャーナリズム誌の「ともしび」を灯し続けていきます。 
 
【お問い合せ】 
DAYS JAPAN企画室 
E−mail:kikaku@daysjapan.net 
TEL:03−3322−4150 
FAX:03−3322−0353 
 
【プログラム】 
●第5回DAYS国際フォトジャーナリズム大賞発表・読者賞(パブリック・プライズ)選定 
●特別スピーチ(辛淑玉氏・石坂啓氏・見城美枝子氏・熊切圭介氏) 
●メディアの現状とDAYSの直面する問題(広河隆一) 
●スライドで見るDAYSの5年、DAYSの2009年 
●今後のスケジュール:定期購読特典・屋形船・写真展について 
●スクールオブフォトジャーナリズム 発表 ほか 
 
 
●大賞 
ワルテル・アストラーダ(国籍:アルゼンチン/フリーランス。 
該当作品はAFP向け) 
ケニア・選挙後の混乱 
●2位 
モハメッド・アベド(国籍:パレスチナ/所属: AFP ) 
ガザ空爆 
●2位 
キャロル・グジー(国籍:アメリカ合衆国/所属:Washington 
Post) 
シエラレオネの女性・出産の悲劇 
●3位 
ブライアン・ソコル(国籍:アメリカ合衆国/フリーランス。該当作品 
は The New York Times 向け) 
ネパール・チベット難民の抗議 
●3位 
ジェイソン・リー(国籍:中国/所属:ロイター) 
四川省の地震 
●3位 
ギャラニッチ・グレーブ (国籍:ロシア/所属:ロイター) 
グルジア・ロシア戦争 
 
第5回DAYS国際フォトジャーナリズム大賞受賞者と受賞作品 
■主催:DAYS JAPAN 
■後援:日本写真家協会 日本写真協会 
毎日新聞社 朝日新聞社 読売新聞社 土門拳記念館 
東京都写真美術館 清里フォトアートミュージアム 
■協賛:アウレオ 山田養蜂場 ニコンイメージングジャパン 広河隆一非核・平和写真展委員会 カタログハウス シグマ キヤノンマーケティングジャパン コニカミノルタ プラザ ピースボート 富士フイルム 加賀ハイテック コダック事業本部 清里フォトアートミュージアム スーパープランニング 日本大学芸術学部写真学科 
■協力:堀内カラー 山ノ手写真製作所(順不同) 
●審査員特別賞 
デイビッド・ファースト(国籍:アメリカ合衆国/所属:AFP) 
イラク・米軍捕虜収容所とパトロール 
●審査員特別賞 
リュー・グアン(国籍:中国/フリーランス) 
中国の公害 
●審査員特別賞 
ダミアン・フェルー(国籍:フランス/フリーランス) 
コロンビアELN(国民解放軍)の新兵たち 
●審査員特別賞 
G.M.B.アカシュ(国籍:バングラデシュ/所属:Panos Pictures) 
アジア 過酷な生活 
●審査員特別賞 
リッジー・サダン (国籍:フランス/フリーランス) 
アメリカの少年刑務所 
●審査員特別賞 
ステープ・クリッサナワリン(国籍:タイ/所属:OnAsia) 
ビルマのサイクロン 
 
受賞者には、トロフィーと賞金(大賞100万円、2位30万円、3位 
及び審査員特別賞10万円、読者賞10万円)、大賞〜3位および 
審査員特別賞には副賞が贈られます。読者賞は3月10日、「D 
AYSJAPAN 5周年記念の夕べ」会場にて読者投票により、 
選考・決定いたします。 
 
■審査員: 
池田香代子氏(翻訳家) 江成常夫氏(写真家) 大石芳野氏(フォトジャーナリスト) 熊切圭介氏(写真家)レネ C. バイヤー氏(フォトジャーナリスト・第3回受賞者) 広河隆一(DAYS JAPAN編集長) 
 
  5月の東京を皮切りに下記のように写真展を開催予定です。 
 
【DAYS JAPANフォトジャーナリズム写真展】 
「地球の上に生きる2009」 
●東京展(コニカミノルタプラザ・DAYS JAPAN共催) 
会場:新宿コニカミノルタプラザ 
開催期間:5月1日(金)〜5月19日(火) 
●名古屋展(DAYSJAPANサポーターズクラブ名古屋主催) 
会場:名古屋国際センター展示室 
開催期間:7月11日(土)〜7月20日(月) 
●高知展(高知市主催 ※開催予定) 
会場:高知市立自由民権記念館 
開催期間:8月6日(木)〜8月15日(土) 
●横浜フォトジャーナリズム・フェスティバル(DAYS JAPAN主催、協力:慶応義塾大学学生団体S.A.L.) 
会場:横浜赤レンガ倉庫 
開催期間:9月29日(火)〜10月12日(月) 
●京都展(DAYS JAPAN・京都造形芸術大学共催) 
会場:京都造形芸術大学 
開催期間:10月16日(金)〜11月1日(日) 
●早稲田大学フォトジャーナリズム・フェスティバル(DAYS JAPAN・早稲田大学共催) 
会場:早稲田大学 
開催期間:11月21日(土)〜12月5日(土) 
 
  DAYSJAPAN5周年記念の夕べおよび写真展についてのお問い合せ等はDAYS JAPAN企画室までお願いします。 
E−mail:kikaku@daysjapan.net 
TEL:03−3322−4150/FAX:03−3322−0353 
http://www.daysjapan.net 
〒156−0043 東京都世田谷区松原1−37−19武内ビル302 


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