2009年05月08日15時04分掲載  無料記事
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NNNニュースダイジェスト

ナイジェリアの映画産業、世界第2位 ハリウッドを抜く

 【アブジャ7日NNN=UNESCO】国際教育科学文化機関(ユネスコ)が6日発表した報告によると、ナイジェリアの映画産業はハリウッドを抜き、インドとの差を縮めた。 
 
 ユネスコ統計研究所によると、ボリウッドとして知られるインド・ムンバイの映画産業は2006年に1091本の映画を制作した。一方、ノリウッドとして知られるナイジェリアの映画制作会社は872本の作品を制作、すべてビデオの形式の作品であった。一方、米国は485本の主要映画を作った。 
 
 100以上の映画を製作した国は以下の通り。日本(417)、中国(330)、フランス(203)、ドイツ(174)、スペイン(150)、イタリア(116)、韓国(110)、英国(104)。 
 
 ノリウッドの成功は、ナイジェリアの映画会社がフィルムではなく、ビデオを使い、制作費用を削減したことにある。同国には事実上、正式な映画館はなく、上映の99%はホームシアターなどの非公式な場所で行われている。 
 
 ノリウッドの映画の約56%は現地語で作られている。残りは英語で、ナイジェリアの映画の輸出に貢献している。 
 
             (翻訳・編集 ベリタ通信編集部) 


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