2009年08月07日18時17分掲載
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NNNニュースダイジェスト
アルジェリア首都で中国人と現地人が乱闘
【アルジェ5日NNN=新華社】アルジェの中国大使館は4日、アルジェリアの首都で起きたアルジェリア人と中国人商人の間で起きた衝突は、非日常的な安全上の問題であると述べた。
同大使館によると、中国側はアルジェリアの警察が法に従って3日に起きた事件を処理すると信じると述べた。
同大使館は、外国メディアが事件を客観的に報じるよう求めた。
中国当局はアルジェリアにいる中国の会社と市民に、法に従い、現地の習慣を尊重し、現地の住民と調和と保って暮らすように求めてきた。
同大使館は、一部の個人の行動は中国人やアルジェリア人の態度を代表するものではないと述べた。
3日の事件は、中国人の若者とアルジェリア人の間のけんかで始まり、エスカレートした。衝突があったところは、衣料品や野菜を売る中国人が集まった地区。
同大使館によると、衝突で数人がけがをし、中国人が所有する車が破壊され、中国人の店5軒が略奪された。
一方、ロイター電によると、約100人のアルジェリア人と中国人がナイフやこん棒で戦った。
アルジェリアには中国人労働者が建設工事のために働きにきており、彼らの存在は、30歳以下の成人10人のうち7人が失業しているアルジェリアでは恨みをかっている。公式の推計では、同国での中国人の数は3万5000人。実際の数はもっと多いと現地では見られている。
(翻訳・編集 ベリタ通信編集部)
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