2009年11月09日16時14分掲載  無料記事
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沖縄に連帯、米大使館前で要請行動 普天間閉鎖と辺野古移転反対求め

  沖縄で8日、米軍普天間基地の即時閉鎖と辺野古への新基地建設断念を求めて行われた県民集会に連帯して、東京でも同日、集会やデモ、13日に来日が予定されているオバマ大統領への要請行動が行われた。主催は辺野古への基地建設を許さない実行委員会。水谷橋公園で行われた集会では沖縄と電話でつなぎ、2万1千人が集まった県民大会での熱気を感じながらの集会となった。デモは、同公園より日比谷公園までを450人がジュゴンのバルーンやヤンバルクイナと一緒に歩いた。(加藤〈karibu〉宣子) 
 
 アメリカ大使館への要請行動では、到着前から虎ノ門のJTビル前で待っていた多くの警官に止められる中、アポイントのある38団体の代表と要請文を持つ人が大使館手前までいくことが許可され、その後、大使館前では4人ずつが抗議要請文を読み上げ手交した。多くの団体が、普天間の即時閉鎖、辺野古への基地建設の撤回を求め、シュプレヒコールをアメリカ大使館と警察に向けて行った。 
 
 本来、JTビル前や大使館前で警察が通行を止める権限や許可する権限はないはずで、その根拠を問うと「警備措置のため」と答えた。要請行動には250名が参加、暗くなってもJTビル前でリレートークをしながら、大使館前での要請が終わるのを待ち、一同が揃ってからシュプレヒコールをあげた。 


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