2010年01月15日11時49分掲載
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社会
在特会が京都朝鮮第一初級学校周辺でまたデモ、 警察は厳重な警備を敷く
12月4日に京都朝鮮第一初級学校を襲った在特会(在日特権を許さない市民の会)ら排外主義を掲げた右翼集団が1月14日、再び小学校前の公園に集合、「朝鮮人から領土を奪還した」などと気勢を上げながら町内をデモをした。
ただ、今回は警察の大型車両が少なくとも5台以上は周辺に横付けされており、警察官は数十人から100人近く投入されていた。前回事態を傍観した警察当局も、今回は厳重な警備体制をしいた。校門前にも警察官が一列になって右翼デモに対していた。デモが始まって以後も住民や学校関係者との衝突を避けるべく、警察官が前後、左右を固めているのが見えた。
右翼のデモ隊は京都朝鮮第一初級学校前の公園に午後2時ごろ集まり、公園で「朝鮮人から領土を奪還した」などと気勢を上げた後、町内を隊列を組み、マイクで「朝鮮を爆撃せよ」「(お前達は)脱日せよ」などと大声でがなりたてながら歩いて行った。その数は40人から50人程度であった。女性のデモ参加者も数人見られた。
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