2010年02月24日16時37分掲載
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社会
連帯ユニオン議員ネットが「在特会糾弾」を決議
「だれでも、どんな職種の人方でも、1人で加入できる労働組合です」を掲げ活動する連帯ユニオンを応援する地方議員のネットワークである「連帯ユニオン議員ネット」が大会で差別・排外主義をふりまき、朝鮮学校などに攻撃を仕掛けている「在日特権を許さない市民の会(以下、在特会)」ら右派集団を糾弾する決議を採択した。大会は2月9日に開かれた。(日刊ベリタ編集部)
この決議について同議員ネットは次のように位置付けている。
「卑劣な暴行・襲撃を繰り返す極右集団「在特会」と「主権回復会」に対して 全国で初めて議員集団がこれを糾弾して闘う決意を示す決議を上げました!在特会らを社会的に包囲していく陣形を広げるのが狙い」
決議は以下の通り。
民族差別を煽り立て、卑劣な暴行・襲撃を繰り返す「在特会」と「主権回復会」を厳しく糾弾し、かかる蛮行を許さない特別決議
2010年 2月9日
「連帯ユニオン議員ネット」2/9大会参加者一同
1、近年、「在特会」(「在日特権を許さない市民の会」)や「主権回復会」(主権回復を目指す会」なる団体が、民族差別、とりわけ中国・韓国・朝鮮を中心とした在日アジア人への差別と憎悪の感情を煽り立て、各地で差別言辞を声高に叫び示すデモを行なったり、それら在日外国籍住民やそれらの人々と共同する日本人の運動や集会を襲撃する事件が頻発している。
時には全くの個人を路上で白昼堂々と集団暴行したり、その自宅や事務所を集団で襲撃したり、朝鮮初級学校を脅迫襲撃したりするなど、その蛮行の悪質さと非人間性はエスカレートするばかりである。
2、こういった蛮行は完全に違法な暴力行使であり、人権の侵害、平和的生存権の侵害、名誉毀損、脅迫、民族差別であって、絶対に許す事ができない。
かかる蛮行は日本人として、およそ人間として恥ずべき悪行であり、こういった蛮行を根絶する事は良識ある社会人の当然の責務である。
3、我々は「在特会」と「主権回復会」らの民族差別蛮行を根絶するために奮闘する事を自らの良心に賭けて宣言する。
4、同時に我々は、警察司法当局が「在特会」と「主権回復会」らの暴力行為や脅迫・名誉毀損行為を厳しく取り締まると共に、政府機関や、各地の自治体当局、教育委員会が、人権擁護行政・教育の一環として、「在特会」と「主権回復会」の蛮行を民族差別事件と認定し批判する見解を広く表明し、指導・啓発を社会的に展開する事を強く求めるものである。
例えば「朝鮮人は出て行け!」と公園のトイレに落書きがあったら、学校で> 生徒が在日生徒にそういう言葉を吐いて攻撃したら、「差別・人権侵害事件」として問題になり、行政当局も見解表明・指導に乗り出すはずである。
それなのに、公衆の面前で民族差別言辞を集団で叫び、プラカードに書き立ててデモをしても、子供たちの民族学校を襲撃しても、公機関がこれを放置したままにするなどあっていいはずがない!
以上、決議する。
連帯ユニオン議員ネット
(連帯ユニオン(全建連帯労組)と連携する議員+候補予定者の団体。05年設立)>
戸田ひさよし代表(前門真市議)、
三浦たけお副代表(守口市議)
中西とも子副代表(箕面市議)、
井筒たかお副代表(加古川市議)、
長崎ゆみ子(社民党大阪府連副代表)、
国賀祥司(泉佐野市議)、
田中たけよし(堺市議)、
小山広明(泉南市議)、
光城敏雄(大東市議)、
小西ひろやす(高槻市議)、
木村まこと(豊中市議)、
古川一夫(労組委員長・松原市民)、
八尾市 柏本けいじ(憲法を生かす会・八尾市民)、
古賀しげる(議員秘書・尼崎市民)、
砂川次郎(滋賀県オンブズ・大津市民)、
新城せつこ前杉並区議)、
・・・・以上17会員が大会参加し決議。 (全会員48人・現職議員36人中)
他に {大会への委任状参加17 名。
連帯ユニオンの参席賛同役員:
垣沼陽輔(近畿地本委員長)、
高英男(近畿地本副委員長・生コン支部副委員長))、
西山直洋(近畿地本書記次長・生コン支部執行委員)、
武洋一・小路健太郎(生コン支部副委員長)、
横川俊和(トラック支部書記長)、
城野正浩・竹友勝弘・福島聡(生コン支部執行委員)、ほか。
◎問い合わせ先:戸田ひさよし事務所:大阪府門真市新橋町12-18-207 電話:06-6907-7727 FAX:06-6907-7730
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