2010年05月24日00時00分掲載
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むらからの便り
秩父の山に春の花が咲きそろいました
首都圏の西のはずれ、埼玉県秩父地方は山梨、群馬、東京都下の山岳地帯と県境を接する山間地だ。天候不順で遅れ気味だった春の花がやっと咲きそろった。木々につく春の花はなぜか白色が多い。アカシヤが雨の中で白くもやい、甘い香りを一面に漂わせている。高く伸びたトチの木が大きな花をつけ、ヤマボウシが空を向いて咲いている。(大野和興)
トチの木が大きな花をつけた。去年はトチの実が不作気味だったが、今年はかなり実をつけそうだ。
夜、一面に甘い香りをただよわせて、アカシヤの花が白くけむっている。今年はいつもよりかなり遅れている。アカシヤの花は天ぷらにするとほのかな甘さが口いっぱいに広がり、とてもおいしい。
林の入り口でヤマボウシはいっぱいの花をつけた。この林は昨年シイタケの原木用に伐採された。これまで背の高い雑木に囲まれていたヤマボウシにお日様がいっぱいあたり、お日様が花になった。
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