2010年06月02日21時50分掲載
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イスラエル／パレスチナ
イスラエル軍に拿捕された市民船団乗員、釈放へ ノーベル平和賞受賞者を乗せた新しい市民支援船がガザへ向かう
ヨーロッパの市民団体からの情報によると、イスラエルは、拿捕した乗員のすべてを今日から明日にかけて国外追放すると発表した。しかし、イスラエルの特殊部隊による殺戮行為の犠牲者のの本当の数は9人から19人までさまざまな数が出され、真実は明らかでなない。また、アイルランド国籍の新しいガザ救援市民船がアイルランドからガザに向け航海を続けている。この船にはノーベル平和賞のマー レッド・コリガン＝マグワイア女史も乗船してい。(日刊ベリタ編集部）
アイルランドを出発して、イタリア沖をガザに向かっているのはカル ゴ＜レイチェル・コリー＞号で、1200トンの医療品、車いす、学校教材、セメントなどの建設資材を運んでいる。また、この船には、15人の乗員がいて、中には、ノーベル平和賞のマー レッド・コリガン＝マグワイア女史、アイルランドの元外交官デニス・ ホリデイも乗船している。
http://www.youtube.com/watch?v=qkNmwohwSeE
＜レイチェル・コリー＞号は、アイルランド国籍 で、アイルランド政府のお墨付きをもらっており、 航海を中止する予定はなく、アイルランド首相ブライアン・コーエンがイスラエルに対して、この人道 救援物質が滞りなくガザに着くよう強く要請してい るという。また国連報道官は、この船の行方をすべての関係者が監視と注意を怠らぬよう要請している。イスラエル軍は、＜レイチェル・コリー＞号も拿捕すると言明している。
フリー・ガザ船団運動の共同代表グレタ・ベーリンは、週末から来週頭になる見込み。「船の目的は、ガザのブロッ クを解くことであり、この船の後にも、フリーガザの船は、ブロックが 取れるまでガザに向かうだろう」、とグレタ・ベーリンは言っている。
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