2010年10月22日04時32分掲載  無料記事
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文化

「ただいま それぞれの居場所」(大宮浩一監督)が文化記録映画大賞を受賞

  日刊ベリタで紹介したドキュメンタリー映画プロデューサーの安岡卓治さんからメールが届きました。本年4月より全国劇場公開している「ただいま それぞれの居場所」(大宮浩一監督)が文化庁の「文化記録映画大賞」を受賞したそうです。 
 
  映画は介護施設で働く現代の若者達を追いかけたもの。認知症の元小学校校長のパンツの履き替えでてこずる茶髪の青年や、施設を自宅と勘違いして「家が壊された」と怒って手をあげる認知症の女性にお詫びをする青年など、若者達が忍耐強く生き生きと仕事をこなす日々が描かれています。取材の現場は、これまで介護施設から問題老人と見られ、排除されてきた人々が最後に見つけた居場所ばかりです。そこに成り立つ人間関係と信頼がこの映画の魅力になっています。現在も日本各地で映画上映および映画スタッフとの交流会が続けられています。 
 
  「本作は、劇場公開に続き、全国各地での自主上映の動きにも広がりを見せております。今回の受賞が追い風となってくれることを望むばかりです。自主上映の詳細はホームページに掲載されております。 
http://tadaima2010.com/news/?cat=4 
また、今回の受賞を記念して、以下の要領でアンコール上映も実現 
いたしました。 
ポレポレ東中野 11/13(土)〜11/26(金) 連日10:30〜 
TEL:03-3371-0088 
HP:http://www.mmjp.or.jp/pole2/ 
【劇場イベント情報】 
11/13(土)初日舞台挨拶★大宮浩一監督 
11/18(木)トーク★三好春樹氏(生活とリハビリ研究所 代表) 
11/26(金)楽日舞台挨拶★大宮浩一監督 
※いずれも10:30〜の回上映後               」 
 
■この映画と安岡さんを紹介した日刊ベリタの記事 
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=201004261940031 


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