2010年11月10日13時43分掲載
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TPP/脱グローバリゼーション
農と食は売り物じゃない! APEC横浜に向け、「TPP・貿易自由化を考える」市民フォーラム
11月14日に横浜で開かれる「いらない!APEC横浜民衆フォーラム」では「農と食は売り物じゃない!TPP・貿易自由化を考える」分科会を開きます。最近、大きく注目を浴びている「環太平洋戦略的経済連携協定」(TPP)ですが、それらを含めて自由化と食と農のあり方を考えます。多くの方の参加をお待ちしています。(市村忠文)
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いらない!APEC横浜民衆フォーラム
「食と農は売り物じゃない!TPP・貿易自由化を考える」分科会
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APEC横浜では、2020年までにこの地域の自由貿易協定FTA(FTA−AP)を構築することや投資や貿易の自由化を促進すること、またビジネス環境改善などを話し合うとしています。さらに、米国の影響が強い、「環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)」の拡大を図ろうとする動きが強まり、日本も参加を表明します。
TPP・貿易自由化を考える分科会は、これまでのFTA締結や投資の拡大、貿易自由化などによって、輸出型産業だけが大企業によって重視され、地域社会が破壊されたり、各国の食料主権が奪われたり、農民からの土地収奪がおこなれたりしてきたこと、また知的財産権保護の名のもとで原種を含む地域の自然資源が奪われたりしたことを取り上げます。そしてアジア太平洋地域における人々のつながりはどうあるべきかを考えます。
【日 時】 2010年11月14日(日) 9時30分〜12時 (開場9時)
【会 場】 横浜駅西口「かながわ県民センター」4階403室
最寄り駅:「横浜駅」西口徒歩5分 横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2 電話045-312-1121)
【参加費】 1000円(13日の全体会と14日の全分科会に参加できる「通し券」)
<内 容>
提起
・カン・スンチョルさん(韓国民主労総事務局長)
「韓国におけるFTAをめぐる動きと反対運動」(予定)
・山浦康明さん(日本消費者連盟)
「成長戦略とFTA、TPPを批判する」
・青西靖夫さん(開発と権利のための行動センター)
「農業投資が農地収奪を招く」
・大野和興さん(農業ジャーナリスト)
「自由貿易は日本とアジアの農民・農業に何をもたらしているか」
・天笠啓祐さん(市民バイオテクノロジー情報室)
「生物多様性を破壊するグローバリゼーション」
全体討論
【問合せ先】 日本消費者連盟(山浦)または市村まで
Tel:03(5155)4765 Fax:03(5155)4767
メール:ichimura@gensuikin.org
「いらない!APEC横浜民衆フォーラム」の内容はこちらをご覧下さい。
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