2011年02月04日14時20分掲載  無料記事
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中東

【エジプト情勢】当局、アムネスティなど国際人権団体の現地調査員をカイロで拘束し連行

  アムネスティ・インターナショナルが発信した情報によると、エジプト当局は3日朝、アムネスティやヒューマンライツウォッチなど国際人権団体の調査員を拘束、連行した。またおもに人権問題を扱う法律事務所ヒシャム・ムバラク事務所が軍警察によって接収された(日刊ベリタ編集部 
 
  アムネスティ調査員は、ヒューマンライツウォッチの調査団であるアフメド・セイフ・アル・イスラム(Ahmed Seif Al Islam)と ハレド・アリ(Khaled Ali)およびその他の人びととともに連行され、現在はカイロの未確認の場所で拘束されている。アムネスティは彼らの居場所を把握していない。 
 
「私たちは、同僚と、彼らと一緒にいた人びとを即時かつ安全に釈放するよう訴えます。彼らは、嫌がらせや拘束を恐れることなくエジプトにおける人権の状況を監視することができなければならないのです」とアムネスティの事務総長サリル・シェティは語った。 
 
  アムネスティのもう一人の調査員を含む、多数の活動家たちが現在もヒシャム・ムバラク事務所で拘束されている。 


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